磯フカセ釣り初挑戦の娘が26cm口太クロを手中【大分・米水津】

磯フカセ釣り初挑戦の娘が26cm口太クロを手中【大分・米水津】

12月末、小学2年生の娘と釣友の安長さんと、大分県米水津へクロ釣りに釣行した。当日は、キタマクラとカンダイ(コブダイ)に悩まされるも、26cmの本命クロを手中にできた。

大分県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・上田裕一)

アバター画像 TSURINEWS編集部

海釣り 磯釣り

娘は磯釣り初挑戦

娘は磯釣りが初めて。途中、エトウ釣具店でオキアミ3角に、グレパワーV9スペシャル、グレパワーV10スペシャル、グレパワー沖撃ちスペシャルを各1袋。

つけエサはくわせオキアミスーパーハードMサイズ、オキアミ生Mサイズ、くわせオキアミスーパーハードMサイズを集魚材に漬けたものを用意した。

午前7時、功明丸で出船。沖黒島に3組を降ろし、船は半島方向に。

磯フカセ釣り初挑戦の娘が26cm口太クロを手中【大分・米水津】釣り場(作図:週刊つりニュース西部版 APC・上田裕一)

船長から足場が良くて娘が釣りやすいカイドクナカを勧められ、瀬上がりした。娘は初めての釣りなので、温かい飲み物を飲みながら、安長さんの釣りを後ろで見ていた。

キタマクラに苦戦

干潮は午前8時30分、満潮は午後1時40分。この日は北の風が強く、ラインを取られ釣りづらい状況。足元にはキタマクラ、カンダイが2尾。

安長さんも1投、2投するも、つけエサは残ったまま。その後も安長さんのサオが曲がることがなく、8時30分、私と娘も用意をし足場の良い船着きで釣りを始めた。

磯フカセ釣り初挑戦の娘が26cm口太クロを手中【大分・米水津】当日のタックル図(作図:週刊つりニュース西部版 APC・上田裕一)

普段は、中通しウキのエイジアマスターピースを使用しているが、娘が見えやすい、小型自立棒ウキのT―ACE、SサイズのBを半遊動仕掛けにセットした。

潮は左に流れ、娘と一緒にサオを持ち、足元にまきエサを入れて、エサ取りを確認すると、キタマクラ、カンダイが姿を見せ、サオ2本先をポイントに設定。

まきエサを足元に5杯入れ、仕掛けを投入。少し流し仕掛けを回収するも、つけエサは残ったまま。数投するもエサは取られず、足元を狙うと、キタマクラにエサは取られ、苦戦の状況が続いた。

白子島水道へ瀬替わり

10時に船長から電話がかかり、瀬替わりを決断。次に上がったのは白子島水道。

磯フカセ釣り初挑戦の娘が26cm口太クロを手中【大分・米水津】釣り場(作図:週刊つりニュース西部版 APC・上田裕一)

娘も自分でできるようになったので、後ろで見ていると2投目に、上げの潮が右に流れ、ウキが海面から消え、取り込んだのは20cmの小っ葉グロ。娘が同じ場所を狙うと15cmの小ダイが釣れた。安長さんも15cmから25cmの口太(クチブト)グロが釣れていた。

当日最大26cm口太がヒット

1時間ほどお昼休憩して釣りを再開。

手の平サイズの口太が釣れ、数投目に今まで以上にサオが曲がり、足元まで寄せてからも抵抗しタモ入れしたのはこの日最大の26cmほどの口太。娘も大喜びで魚をライブウエルに。娘にも手の平サイズの口太が釣れて、この日の釣りを楽しんでいる。

その後も15~20cmの口太と小ダイが釣れ続け、2時30分に納竿。釣座にこぼれたまきエサをきれいに流して、周囲のゴミを拾い回収の船を待った。

これから水温が安定すると、どんどん釣果が上向いてくると思われる。

ポイントや分からないことは、功明丸の御手洗船長がていねいに教えてくれるので、米水津のクロ釣りにチャレンジしてみてほしい。

<週刊つりニュース西部版 APC・上田裕一/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
功明丸
この記事は『週刊つりニュース西部版』2020年1月24日号に掲載された記事を再編集したものになります。