入門におすすめメバリングプラグ3選 ルアーショップ店員がセレクト

入門におすすめメバリングプラグ3選 ルアーショップ店員がセレクト

サクラの開花情報も聞かれるようになり、産卵を終えて体力を回復したメバルが活発にエサを追う季節になった。流行のプラッギングでメバルを狙うのに最適のシーズンだ。そこで今回は、「入門者にお勧め最初のプラグ3選」を、大阪・梅田のルアーショップ1BANスタッフ・越知健太さんに紹介してもらった。

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ショア ソルトルアー

ルアー1BAN

大阪・梅田のルアー1BANは、大阪の梅田にある釣具店だ。オフィス街の中心に位置することもあり、お昼にはサラリーマンで賑わう。そんな大阪・梅田のルアー1BANで働くスタッフ・越知健太さんに「入門者にお勧め最初のプラグ3選」を紹介してもらう。

入門におすすめメバリングプラグ3選 ルアーショップ店員がセレクト様々なプラグ

①「S.P.M75」

まずは、「S.P.M75」。このルアーは75mmという大きさで、飛距離をかせげるのが特長。より遠くのポイントを探れるのはもちろん、釣り場がテトラ帯だったり、足場が悪い場所だったりした場合には、移動距離を抑えつつ広く探れるというメリットもある。

以前は35~40mmがメバル用ハードルアーの主流だったが、ここ2~3年大きなシルエットのルアーでも問題なく釣れるのが分かってきて、より遠くが狙えるとあって人気のルアーだ。75mmとかなり大きなシルエットだが、小さなメバルでも問題なくアタックしてくる。

ルアーの動きは、引いてくるときは頭を上に尻下がりで泳ぐが、止めると水平姿勢でフォールする。この特徴をいかし、たまに止めて水平フォールさせるのも効果的だ。

②「リッジ35」

二つ目は「リッジ35」。このルアーにはF(フローティング)とS(シンキング)の二つのタイプがある。基本は小刻みに震えながら泳ぐミノーだが、巻くのを止めたとき、Fはゆっくり浮き上がり、Sはゆっくり沈むという違いがある。状況によって使い分けるので、どちらか一つではなく、二つをセットで運用するのがキーになる。

また、巻きだけでなく、サオで引いて泳がせ、止めて浮かせたり、沈めたりと小刻みに探ることも可能だ。

③「オルガリップレス50」

三つ目は「オルガリップレス50」。このルアーはとにかくゆっくり巻くことができるのが特徴。キャストして着水を確認したら、すぐにデッドスローで巻いてくる。一番簡単で使いやすいため、初心者に最もお勧めのルアー。

越智さん流のメバル攻略メソッドは、活性の高い個体から釣っていくというもの。そのため、ルアーローテーションは、まずはシルエットの大きいS.P.M75で活性の高いメバルから狙い、リッジ35F、リッジ35Sとローテーションしていく。それでも駄目な時はオルガリップレス50を投入するとのこと。

なお、メバルは目がよく、カラーによっても釣れる、釣れないが別れることもある。シラスやイカナゴがベイトとなるこれからの時期は、カラーはクリアベース、アミパターンではラメ入り、イカパターンではグローがそれぞれ威力を発揮するそうだ。

入門におすすめメバリングプラグ3選 ルアーショップ店員がセレクトお勧めルアーを手に越智さん