河川によって様々ではあるが、3月は関東エリア主要河川の渓流解禁だ。待ちかねた渓流釣り師、ルアーマン、フライマンにとって2月はドキドキが止まらない。解禁後よりも指折り数える日々がある意味1番楽しいのかもしれない。渓流ルアー大好きの編集部スタッフSが渓流解禁直前の2月16日に山梨県大月市の奈良子釣りセンターに腕試し&修行と称して行ってきた。
当日はレンタカー釣行
当日は釣友3人で釣行に。
渓流ルアーフィッシングは大好きだが車を持ってないという、アウトドア派失格とも言える3人はいつものレンタカー屋へ。もちろん出費を抑えるために借りる車は軽自動車だ。車に乗り込み、山梨県大月市へ向かった。
今回は昼の12時着で午後から釣り始めるプランだ。
大月インターを降り、奈良子釣りセンターまでの道中で本流と支流の状況を確認。思った以上に渇水している。このままでは、解禁直後は厳しい戦いになるのでは?なんて先のことを考えたりしてみる。今日は管理釣り場だが、やっぱりネイティブで釣りたい!
オーナーである渡辺さんに遅い新年の挨拶を済ませ、当日の釣り券と渓流の年券を購入。年券の購入が今回の目的の1つでもある。
さぁ、いよいよ「解禁前の復習&腕試し」のスタートだ。
開始1時間は反応なし
当日は快晴!「活性高くてイージーモードか?!」なんて考えていたが、やはりそんなに人生甘くない。ポンドで泳いでいる魚たちはルアーに見向きもしない低活性状態。
ハードな釣りで今日は修行、いや苦行が決定だ。寒くないのに、そりゃないぜ・・・。
ポンドで10投ほど投げるも反応なし。
「活性が低いなら河川エリアで解禁に向けての修行じゃ!」と。10分もしないうちに河川エリアにそそくさと移動することに。
2月にしては暖かい日だったが、やはり川べりはひんやりしてる。
案の定、魚もボトムへ張り付いている。こういう時は流れの中で、ルアーを魚がいる位置まで沈められかが釣果に関わってくる。
そう思いルアーを沈めるも、相変わらず魚からのリアクションはなし。ルアーも追ってこない。ルアーのカラーを変えてみるが、ノーバイト&ノーチェイスで1時間経過してしまった。
アドバイスでニジマスが!
ここでオーナーの渡辺さんが登場。「日が出てるときは、やる気のない魚は日なた、やる気のある魚は日陰にいることが多いから日陰を狙ってみたら。」とのアドバイス。
確かに、日なたが活性が高いと考えてアプローチしていたが全く反応がなかったのも事実。
今度は、木で影になってるポイントへ投入してみた。ルアーアクションは、「トゥイッチ、トゥイッチ、ほんの一瞬ストップ」を繰り返す。
「動きを一瞬止めて喰わせる間を作ってやると良いよ」と、以前アドバイスされたことを守り魚にアプローチだ!すると、なんと5投目でヒット!
やはり日陰でアタックしてきたニジマスをゲット!喜び勇んで友人に釣れた報告(自慢)をしに走る(笑)。
ヤマメカラーで再ヒット!
友人はヒットはしたもののバラしてしまったとのこと。
「今年もバラシまくりですね!」と、いつもの嫌味を言っておくのが私たちの恒例行事だ。
どうやらナチュラルカラーのルアーにアタックしてきたようなので、グリーンカラーのルアーからナチュラルなヤマメカラーに変更してみる。
さっそく日陰に投げてみるとまたもヒット!今度は40cm近いニジマスだ!ゆるゆるのドラグを急いで締める。
アゴがしゃくれた顔のキレイなニジマスだ。口を開けて歯をむき出しにしてくるのでフック外すのがちょっと怖い。
この日はヤマメカラーがアタリのルアーと確信!
お次はヤマメがヒット!
アタリのルアーカラーを友人に知らせると「本当??」と懐疑的だったので、すぐ横で投入。
そしたらまさかの即ヒット!今までとは異なる小刻みな引き。
これは間違いなくヤマメだ!無事に引き上げるとキレイなパーマークに思わずガッツポーズ。
もちろん友人にはドヤ顔のサービス付きだ。
ところが、調子に乗ったバチが当たったのか写真を撮る前にヤマメが大暴れ。岩の間をすり抜け逃亡・・・。
証拠写真はないがちゃんと釣りました(笑)。
この後も、40cmクラスのニジマスとナイスファイトで1匹追加。
2時間で4匹はこのシーズン&自分の腕前では好釣果だ!
ここで一旦休憩でコーヒータイム。外で楽しむ自慢のミル轢きコーヒーは言わずもがな格別。