磯での前打ち釣行へ。重厚45cmのクロダイをキャッチ。
激アツ磯打ちの重厚クロダイ
年末年始休暇に入り、石川県の外浦沿岸は大荒れ状態。4m前後の波の日が続き、磯前打ちができない日ばかりだった。
12月31日もベストな波高ではなかったが、2~2.5mに落ちる予報だったので、所属クラブのシノブと納竿釣行した。
午前5時30分に自宅を出発。道中の能登里山海道は積雪の影響で40km走行だった。
いつもなら輪島市曽々木海岸の千畳敷まで一気に北上するが、この波高と風向きでは釣行不可能と判断し、北東の風の影響を受けない志賀町の磯を選択した。午前7時30分に福浦の磯に到着。
ルアーの先客の車が多数確認できたため、少し北上して巌門の磯からサオ出しスタート。
ちょうどいい波の高さだ。毎年実績のある階段下のワンドから攻めるが無反応。
ここは海に対して横向きのワンドであり、手前の磯から荒波に剥がされた岩ノリが入り込む。まだ水温が高いのか今年は岩ノリの付着が悪く、ワンド内に岩ノリが浮遊していない状況だった。
サラシ狙いへ変更
このワンドに見切りをつけ、サラシが出ている南側ワンドに移動する。
ここは、超前を打ち磯際までのホール中にアタリが取れるポイント。
基本、磯前打ちではこのパターンが多い。
しばらく打つが無反応が続く。前週の釣行からまだクロダイは浮いていないと判断して着底後しばらくステイ。
するとコツンとアタリが出た。
すかさずアワセを入れてやり取りスタート。
水深約5mで掛けると、ウネリの影響でやたら重く、なかなか浮いてこない。
これが磯クロダイの面白さだ。
無事タモ入れして良型45cmを釣り上げた。
福浦の磯で良型クロダイ!
2カ所目、福浦の磯まで戻る。ここで寝坊したシノブと合流。予想通り先客は帰った後だ。
ここも海に対して横向きのワンド。沖磯の間から波が押し寄せてサラシが出る激熱ポイント。
ここも超前からのホールを基本にカニを落とす。開始早々着底後にアタリが出た。
しばらくやり取りするが、浮く寸前にハリ外れしてしまった。しばし沈黙の後、同じパターンでアタリが出る。
重量的には軽く感じるが、一人前の締め込みでサオ先が海面に突き刺さる引きを味わう。
浮いてきたのは30cm後半だった。
雷で一旦休憩
ここで雪が強くなり膝にピリピリ感。ウエーダーとインナーの静電気だと思い込んでいたが、今度はサオを持っている手にピリピリ感あり。
雷光も音も聞こえないが、これは雷の影響。ぬれている所に電気が通っている状況だ。シノブも同じくすねにピリピリを感じており、危険と判断して休憩を取ることにした。
しばらく雪がやまない状況だったが、ピリピリは収まったため再開。
ネチネチ粘りながらアタリを拾い30cm弱を追加した。シノブは、数回やり取り中にスッポ抜けバラシ。
私も3回ぐらいやってしまった。ここでアタリが止まり移動することに。3カ所目は門前の大泊まで北上。
しばらくサオ出ししたが、北東からくる風と波の影響で危険と判断して納竿とした。