三蒲港でアジング
お盆の時はどこの波止もアジングの釣り人で釣り場がないほど盛況だったが、アジングは時期的にサイズも小さく、なかなか良型が望めないので豆アジが回っている釣り場では豆アジをエサにするか、ルアーでシーバスを狙うのも面白いだろう。
当日は小潮、午後7時46分が干潮時だったので上げ潮狙いとなった。三蒲港は大島大橋を左に曲がり、車を走らせること7分の距離と非常に近い。左右の波止はいずれもアジ、チヌ、タチウオ、サヨリ、スズキなども狙えるのでビギナーにもお勧めの釣り場である。
事前情報でも釣れていないということだったので、逆に自分のやる気スイッチが入る。
潮が効いて本命アジ登場
とりあえず常夜灯がついているポイントに入ってみると小潮の割にはしっかりと上げ潮が動いていた。この潮の動きならなんとかアジが狙えそうと、勝手に判断し、バグバレットいなづまダート1.5gにアジミルクストリーマー2.0inch・ケイムラ赤ラメをセットした。愛用のアジングロッド、モーリスワークスリミテッドXTはティップの食い込みが気に入っており、非常に敏感。
とりあえずフルキャストしてフリーフォールさせ、PEラインの動きが止まる寸前にコツというアタリが来た。ロッドのしなりは小さくキャッチしたのは12cmの豆アジだった。
幸先はいいのだが、フルキャストした割にはサイズに不満。その後も潮が利くタイミングで活性が上がり、アタリは多いもののアジの口が軟らか過ぎて抜き上げようとするとポロリとハリ外れ。
豆アジ中心も高活性で楽しむ
豆アジは20尾ほど釣り上げたが、キープサイズは数えるほどしかいない状態だ。そこでワームをアジ職人ソフトサンスン3inchピンクアミエビグロウに交換すると、さらにアタリが強烈にでる。全長7cmのワームも豆アジは丸のみするほど活性が高い。
しかし、豆アジとはいえしっかりワームを吸い込ませる工夫が必要だと感じた。そこをクリアすればアタリも頻繁に出るし、楽しい夏豆アジングができる。
もう少しサイズが上がれば数釣りは容易にできるのではないだろうか。次回、豆アジの泳がせ釣りでも挑戦してみたい。
<週刊つりニュース西部版APC・川原直毅/TSURINEWS編>
三蒲港