筆者が主宰する釣りクラブのメンバーである、日下りいさんの佐屋川西ノ森寄せ場(愛知県海部郡蟹江町)のヘラブナ釣行に同行した様子をレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)
佐屋川でヘラブナ釣り
7月13日、筆者が主宰する釣りクラブのメンバーである、日下りいさんの佐屋川西ノ森寄せ場(愛知県海部郡蟹江町)のヘラブナ釣行に同行した。
りいさんは扱い慣れた7尺のサオに、オモリとウキの間を1本程度取ったカッツケ仕掛けを選択。エサも軽さと粘りを出したダンゴエサで夏の管理釣り場を攻略する。
今日はりいさんの師匠である朝日池の長村康義オーナーが同行してくれたため、浅ダナ釣りのイロハを教わりながらの釣りとなった。
カッツケ釣りのポイント
カッツケ釣りでは、ダンゴをどんどん打ち返してヘラブナをしっかり寄せる。寄せてからは、ヘラブナを散らさないようにエサを打ち続けるのが大切だ。
ただ、ヘラブナが寄り過ぎると、すぐにエサがハリから落ちてしまう。寄ってきたときに、しっかりエサがハリに残るように調整しておくのも数を釣るためのポイントとなる。
30cmヘラブナキャッチ
りいさんは7尺のサオをしっかり振り切り、同じ場所にエサを打っていく。最初は待たずにどんどんエサを切っていくと、数投後にはすぐにサワリが出始めた。キレイなツンアタリをアワせると、水面から飛び出してきたのは10cmのマブナだ。そこから頻繁にウキは動いたが、いずれもマブナ。
まだヘラブナを寄せ切れていないが、エサを打ち続けていればそのうち反応が出るはずだと信じて15分、ウキがなじみ切った瞬間にスパッと鋭く水面にウキが入る。風切り音を残してアワせると、右へそして左へ走り回る元気なヘラブナ。水面に浮かせてタモ入れすると、30cmほどのキレイなヘラブナを手にすることができた。
35cmの大物浮上
そこからは寄ってきたのかポツリポツリとヘラブナを追加。カラツンやジャミの猛攻に遭いながらも、エサを調整してなんとかヘラブナを追加すべく奮闘。1時間ほどで7匹の釣果を上げた。
その後は、ウキは動くが食いアタリが出ない時間に入り、暑さのため小休止を挟む。
これで少し場が休まったのかキレイなアタリが復活。なんとそこからはエサを打ち込めば鋭くウキが沈む本命アタリが連発して怒とうの7連チャン!35cmの大物も出て、りいさんは夢中になって釣りを楽しんだ。