船で行く潮干狩りで天然アサリ1.2kg確保 天敵が居場所のヒントに?

船で行く潮干狩りで天然アサリ1.2kg確保 天敵が居場所のヒントに?

大潮の週末、江戸川放水路・たかはし遊船の潮干狩り渡船に乗ってきました。今季の三番瀬での潮干狩りは水温の上昇が遅れ、やや苦戦しているものの、船で渡してもらう牡蠣殻岩礁のポイントにて1.2kgのアサリとアカニシ貝等を確保した一日をレポートします。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

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尾崎大祐

埼玉県在住。二児のパパで趣味はサラリーマン。釣りをはじめとした食材採取に全精力を注いでいます。

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三番瀬での潮干狩り

東京湾奥の、浦安から船橋にかけて広がる、干潮時に干潟となる浅瀬域を三番瀬(さんばんぜ)と呼びます。正確な位置はあやふやなものの、その昔、陸地に近い所から一番瀬や二番瀬といった浅瀬域も存在したようですが、地盤沈下や埋め立てにより浅瀬域は徐々に縮小していき、現在は三番瀬のみが存在。

船で行く潮干狩りで天然アサリ1.2kg確保 天敵が居場所のヒントに?大潮の干潮時は広大な干潟が広がる(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

縮小してしまったとはいえ、三番瀬は約1600ヘクタールと広大な面積を有しており、初めてふなばし三番瀬公園から干潮時の干潟を眺めた時は、その広大さに圧倒されました。

その三番瀬、大潮の正午前後に大きく潮が引く春先から夏にかけては潮干狩りが楽しめることでも有名。大潮と晴れ予報が重なる休日は天然の貝を狙って多くの人で賑わうのですが、残念ながら近年は水難事故やコロナ禍の影響で立ち入り禁止エリアが増えてしまい、2022年現在はごく一部の干潟のみ立ち入ることが可能となっております。

船で行く潮干狩り

船で行く潮干狩りで天然アサリ1.2kg確保 天敵が居場所のヒントに?当日は大盛況(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

三番瀬にて干潮時に現れる干潟のうち、大部分は陸から歩いて到達可能なのですが、一部歩いて到達できない干潟も存在。こういった干潟へはもちろん船で到達するしかありません。

船で行く潮干狩りで天然アサリ1.2kg確保 天敵が居場所のヒントに?個室トイレ付きの船で渡船(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

江戸川放水路のいくつかの船宿では、そんな干潟へ、女性に優しいトイレ付きの船にて渡船サービスを行っており、天気の良い週末は特に大盛況!今回、私もたかはし遊船にお世話になり、マル秘アサリポイントでの潮干狩りを楽しんできました。

船で行く潮干狩りで天然アサリ1.2kg確保 天敵が居場所のヒントに?その名も「市川貝蔵くん」(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

潮干狩りの持ち物

熊手、軍手(手を保護する手袋等)、長靴(サンダル等は不可)、あさりを持ち帰る入れ物(バケツ・クーラーボックス等)、タオル、多少の飲み物・食べ物、着替え等(気温が低いので上着等)※たかはし遊船HPより。

船で行く潮干狩りで天然アサリ1.2kg確保 天敵が居場所のヒントに?バケツと救命胴衣は船宿でレンタル(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

特にアサリのポイントに行く場合は牡蠣殻が多くある岩礁地帯にて潮干狩りを行うことになるので、軍手や長靴は必須(夏場は足先を守るサンダルでも可)。ベテラン者はウェーダー着用している方も多く見受けられました。また、小さい子供を連れて行く場合は特に安全対策を万全にする他、船での移動中は風がもろにあたるので、比較的気温が高い日でも念のため上着1枚あると安心です。ご参考まで。

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