携帯で高画質な写真が撮れるようになり、釣果を手軽に残すことができるようになりました。だからこそ、メモリアルフィッシュはカッコよく残したい。今回はそんな釣果写真の撮り方、撮られ方を紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター檜垣修平)
同じ魚でも全然違って見える
上の画像はほぼ同じサイズの魚ですが、見栄えが全然違いますよね。めちゃくちゃ通い詰めて、ようやく手にした魚の思い出が、なんだかこじんまりしてるとちょっと嫌じゃないですか?
人に見せるときも撮る時のちょっとしたコツをつかむだけでリアクションが全然違います。
なるべく手を写さない
この画像のシーバスは何cmでしょう?
答えは60cm。
自分の写真ですが、実際のサイズより大きく見えませんか?この写真の魚が大きく見える理由は、手が写っていないからです。魚の口はフィッシュグリップを使ってホールドし、もう片方の手でシーバスの側面を支えるようにして持ちます。両腕はなるべくまっすぐに前に出し、魚の影に隠れるようにします。こうすることで魚との比較対象が写り込まずに大きく見えますし、魚の体高を見せることができます。
縦持ちも手を隠して突き出す
縦に魚を持つ場合も同様です。
縦持ちのテクニック(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)
いわゆるバス持ちです。縦持ちの場合は魚が安定しにくいので、僕はいつもグリップを使わず手で待つようにしています。これは僕個人のこだわりみたいなものなので、あまり気にしなくていいと思います。
撮る側のコツ
写真を撮る側にも技術が必要です。撮る方は写真のフレームいっぱいいっぱいに魚が映り込むようにします。あくまで主役は魚なので、ピントは魚に合わせましょう。
メバルやアジのように小型の魚の場合は撮影距離が近く、ピントが勝手に人の顔に行ってしまうのでそう言う時は人の顔をフレームから半分切れるようにすると上手く魚にピントが合います。
そして、これが結構大事なのですが被写体をやや斜め上から撮り下ろす感じで撮るのがカッコよく撮るコツ。斜め下から撮ると魚の腹が見えるので微妙な写真になりがちです。