3月27日、名古屋市港区の潮見橋周辺でナイトチニングゲームを楽しんだ。沖のボトムで連発もあり、釣果は3人で14匹。数釣りが楽しめた釣行をリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・白柳雅和)
潮見橋でチニング
3月の週末はなぜか雨か爆風になることが多く、毎回苦労させられる。海水温の影響もあり、毎年この時期は乗っ込みを意識した個体も釣れるのだが、ここ数年の定番のポイントでは釣れず完全に見失っている。
本来ならゴールデンウイークごろからキビレの数釣りが楽しめるが、今現在数釣りが堪能できている。そして3月27日の土曜日も強風。潮回りは大潮、満潮午後5時13分221cm、干潮午後11時38分6cmと、潮の動きが速い。午後7時ごろに名古屋市港区の潮見橋周辺に到着。
最初に入ろうとしていたポイントは、釣り人らしき車でいっぱい。違う場所に止めて、すでに現地入りしている岩田氏と河辺氏の元へ向かう。用意を済ませ合流すると、正面からの風が強い。状況を聞くと、キビレは浮いているようですでに岩田氏は4匹釣っているようだ。
沖めのボトムで本命ゲット
水面を見ると水質的にはクリアで、濁りの恩恵はなさそうで、大潮のため潮の動きも速い。潮位が高いうちに釣ってしまわないと厳しくなる予感もあり、ダウンショット+Sリグ5gの組み合わせでスタート。
2投目でひったくるバイトでいきなりヒット。しかしドラグが緩すぎて足元であえなくバラシ。少しするとアタリがピタッと止まってしまった。今回は釣り人が多く、邪魔にならないように間隔を空けて撃っていく。
1時間ほどは乗らないバイトがたまに出る程度だったが、少し沖のゴツゴツした所でバイトが発生する。沖へフルキャストしてボトムを取り、ゴツゴツした所にきたら巻くスピードをデッドスローでじっくり誘う。
するとようやくキビレのヒットに持ち込めた。その後もさらに連発モードで追加を重ねていく。サイズ的には小さい方だが、沖からのファイトなのでよく引いて楽しい。
ランガンでキビレを追う
アタリが遠のいたらまた空いているスペースを見つけて、同じ釣り方で攻めていく。そして段々と潮位が低くなるにつれて、バイトがなくなってきた。ここでSリグの7gに替えて、さらに沖を攻める。だがたまにバイトが出る程度で、かなり効率が悪い。
釣れなくはないが、明らかに潮が引くと同時に沖へと移動しているようだ。Sリグ10gに替えるが、ボトムをたたき過ぎてリズムよく引けず、7gが限界のようだ。
今回は同じ場所で2~3匹ほど釣ると釣れなくってしまう傾向があり、3人バラけていろんな場所を撃ち歩いていく。11時ごろになると手前はほぼ干上がってしまい、沖でも何の反応もない。
ボラの大群と雨で撤退
ここで少しでも水深がありそうな場所へ移動するが、潮位6cmともなるとどこも手前は激浅か干上がっている。悩んだ末河口付近でラスト勝負に出た。水面にはボラの大群。しかも雨も降ってきて、かなりのテンションダウンのなか、ボラに掛からないようにキャストを繰り返していると、岩田氏と河辺氏にボラがヒット。本降りになる前に今回は終了とした。釣果は全員でキビレ14匹。
暖かくなるにつれて、釣り人も多く訪れるように思われる。1人1人がゴミのポイ捨てや迷惑駐車などルールやマナーを守って、釣りを楽しんでいただきたい。
<週刊つりニュース中部版APC・白柳雅和/TSURINEWS編>
潮見橋