11月1日、和歌山県で開催されたグレ釣り大会に参加しました。35cmのグレをゲットし、入賞することができた当日の模様をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・野間 洋)
大引でグレ釣り大会
11月1日(日)、和歌山県大引で開催されたグレ釣り大会へ参加しました。
当日は103名のエントリーがあるとのこと。自分が引いたくじ番号は19番。ここ大引の磯は初めてなので、どこの磯に上げられても一日楽しく釣りができれば良しとして臨みました。しかもグレ釣りは約1ヵ月ぶりであり、日頃チヌ釣りばかりなのでかなり勘が鈍っていること間違いなし。
くじ番号順に渡礁した磯はシロイワ。くじ番号18番の方と2名。真っ先に相手の方が左手に釣座を構えたので自ずと自分は右側へ。
潮は上り潮だったので、8時頃の下り潮になるまでは自分は相手の方の潮下となると予想。下り潮に変わると自分が潮上になるため不利な条件となります。よって今日一日の釣りは前半潮下集中型で進めようと決めました。
タックル&仕掛け&エサ
竿はがま磯マスターモデル口太F-50にリールは2500LBDをセット。
道糸はアトミックスライダー磯1.7号クリアブルー、ハリスはウルトラフレキシブル磯1.5号にハリはがまかつ掛かりすぎ口太5号をセレクト。
ウキはいつも利用している釣研エイジアLCの0号でスタート。
エサは生オキアミ6kgに配合エサはマルキユーV9徳用と新製品のアミパワーグレスペシャルを各1袋。さしエサはマルキユーくわせオキアミV9(M)と生オキアミ。
アイゴが連発
磯グレ釣りのセオリーとして、まずは足元にのみコマセを撒いてエサ取りの状況を確認。すると無数の小アジの群れで、いきなりテンションはどん底へ。とは言いながらも足元へコマセを入れ続けていると、小アジの群れはどこかへ行ってくれたので集中力を高めて仕掛けを入れていきました。
開始30分程度経過した頃、それらしきアタリがありアワセを入れ慎重にやり取りするも上がってきたのは40cmほどのアイゴ。その後もアイゴを数尾連発。
待望のグレ
手前はアイゴのアタリしかなかったので、少々遠投してグレのタナを探ったところ、4ヒロ程度でグレらしい素早いウキの消し込みがあり30cmほどのグレをとりあえず確保。
当日の大会規定では重量ではなく、1尾長寸とのことで、とりあえずは検量に出せるため一安心。その後も30cmほどのイサキも交じりながらもポツポツとグレのアタリはあるものの、サイズは伸びないまま下り潮になると思われる8時を迎えました。
35cmグレで5位入賞!
8時を過ぎても9時を過ぎても潮は変わらず潮下のまま後半戦に突入。潮がそのまま変わらない事を祈りながら、続けて竿を振り続けますが相変わらず30cm弱のグレがポツポツ。
11時頃、沖に潮のヨレを発見し30mほど遠投して仕掛けを入れたところ、凄い勢いでウキが消し込まれ竿先にまで明確なアタリ!足元まで寄せたものの針外れ…。テンションは最高潮の状態なので、気を取り直して同じパターンで攻め続け、本日最大となる35cmのグレをゲットすることができました。
13時の撤収のあと、帰港して検量の結果、5位に入賞することができました!
コツ&工夫したポイント
グレ釣りは、状況においては足元を丹念に攻めることで良型を得ることもあります。当日の状況を振り返ると、やや沖目の4~5ヒロのタナまでコマセとさしエサを届けることができたのが、好釣果に繋がったと思います。
どうしてもウキに目線が行ってしまいがちですが、時々、キョロキョロ周囲の状況を観察し、ちょっとした変化を見逃さず攻めてみるのも、好釣果への近道ではないかと思います。