9月21日、静岡県浜名湖で「見えハゼ釣り」を楽しみました。20cm級のビッグサイズ含み17匹をゲットした釣行の模様をリポートします。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・池田光希)
浜名湖でハゼ釣り
今回のターゲットであるハゼは、夏の終わりごろから良型が釣れ始めます。ハゼといえば子供や家族連れが簡単に釣れる魚という認識があると思います。ですが、この釣りはとても奥が深くて大物釣りとはまた違う面白さがあり、私もその面白さの虜になっています。
この日訪れた浜名湖ですが、遠州灘と繋がっている汽水湖でチヌやシーバスは当然のこと、ヒラメ、マゴチなどのフラットフィッシュや青物などもポイントによっては狙うことができます。
さらには浜松市の特産物の多くは浜名湖産であり、間違いなく浜松市のシンボルの一つと言えます。さらに浜名湖からの景色は素晴らしく、観光スポット、デートスポット、浜名湖一周のサイクリングやクルマ、バイクでのドライブなどもよく聞きます。
『表浜名湖』で釣り開始
そんな浜名湖は遠州灘側から「表浜名湖」、「中浜名湖」、「奥浜名湖」と大きく3つに分けることができます。それぞれで釣れる魚などにも多少変化があり、表浜名湖付近では青物やヒラメなどの比較的サーフから狙うような魚が多く釣ることができます。
中浜名湖は浜名湖全体の3分の2程度の大きさであり、クロダイ、シーバス、マゴチ、ヒラメなど比較的に多くの魚種を狙うこともできます。そして奥浜名湖ではクロダイ、シーバス、ハゼなどの河口などで見られる魚を狙うことができます。今回は「表浜名湖」で釣りをしてきました。
ポイントは一級メジャーポイントの海釣り公園などではなく、周りには特に何にもない船着場です。一見人気もなく釣れるのかと不安に思いますが、このような場所が実は穴場なのです。
当日の状況&タックル
当日はほぼ無風でしたが、天気は晴天。とにかく日差しがきつく、家に帰ってから日焼けでお風呂が痛かったです。
今回使用したタックルは、ロッドがプロマリンのバスレンジャー、リールにダイワのリーガル2508H、ラインがPEライン1号、リーダーがショックリーダーの20lbです。仕掛けはシンプルに通しオモリの5号にハゼバリ1本という、とてもシンプルな仕掛けです。エサはアオイソメを使用しました。
エサをハゼの前に
当日の海は澄んでいて、浅い所ならば海底の様子がよく見え、サイズの小さいボラやチヌがエサを探していました。ポイントの水中に目を凝らしながら歩いているとハゼを見つけることができます。
ハゼを見つけることができたらあとは簡単。ハゼがいるところから少し向こうに仕掛けを投げて、ハゼの顔の前にエサが来るようにリールを巻いて調整し、あとは待つだけです。ハゼがエサに気付くとすぐに食いついてきます。まれにスレている個体は無視して逃げてしまいますが、大体の場合はすぐに興味を示すはずです。
食べる瞬間が自分の目で見えているので、口に入れたのを確認したら数秒待ってからアワせます。この時にあまり強くアワせすぎると、すっぽ抜けてしまいます。優しくアワせるか、リールで巻きアワセをしてあげると、良い感じにフッキングしてくれます。
良型20cmハゼもヒット
こんな感じで釣っていると、明らかに海底に一回り大きな個体がいます。同じように狙ってエサを移動してくると、オモリに興味をしてしてオモリに何度もアタックしてきます。少し放置していると、エサを発見してすぐさま食いついてきました。
アワせるとハゼとは思えないような強い引きをします。なんとか釣り上げて持ち合わせていたメジャーで測ると、なんと20cm!
この日は一番大きいのが20cm、小さい個体でも10cmはある良型揃いでした。