ウキ仕掛けで『秋ハゼ』釣り 良型主体に26尾手中【東京・旧中川】

ウキ仕掛けで『秋ハゼ』釣り 良型主体に26尾手中【東京・旧中川】

9月19日午後、東京都江東区と江戸川区の区境を流れる旧中川にハゼ釣りに出かけた。ウキ仕掛けで秋の「良型マハゼ」が連発した釣行となった。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦)

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旧中川でハゼ釣り

9月19日(土)は曇りで過ごしやすい陽気。午後から東京都江東区と江戸川区の区境を流れる旧中川にハゼ釣りに出かけた。

14時すぎ、都営新宿線の東大島駅に到着。駅の真下が川である。江戸川区側の小松川口から川に出ると、橋の周辺に釣り人の姿が見える。ノベ竿の人はあまり釣れていないようだが、チョイ投げには良型が掛かっていた。涼しくなってきたので魚は沖の深場に移動したようだ。

しばらく観察した後、下流の中川大橋を渡り、江東区側のゴロタ帯がある深場のポイントに向かう。船堀橋と駅のホームの中間くらいにある護岸がカーブしている入江状のポイントで14時30分に開始。

ウキ仕掛けで『秋ハゼ』釣り 良型主体に26尾手中【東京・旧中川】右岸のゴロタ護岸帯がポイント(提供:週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦)

ハゼ釣りタックル

タックルは3.2mのノベ竿にミチイト1号を竿いっぱいに結ぶ。ハリス0.6号10cm、ハリは袖3号を結んだシモリ仕掛け。ウキは軸付きセル玉8mmをゴム管止めした下に中通しセル玉5mmを2個付け、板オモリですべてのウキがゆっくりと沈むように浮力を調整。水面下15cm前後の位置にウキがあるようにウキ下を調整。

この釣り場はカヌーの練習場所になっている。波の影響を避けるためウキを沈めたほうがアタリは取りやすい。透明度が高いので沈めてもウキの動きがよく分かる。エサはホタテの貝柱を2~3mmにちぎってチョン掛けに。ウキ下1.5mでロープが張られている沖目へ竿いっぱいに振り込む。

ウキ仕掛けで『秋ハゼ』釣り 良型主体に26尾手中【東京・旧中川】駅のホームから見た旧中川(提供:週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦)

良型ハゼ連発

オモリ着底後、魚がいればすぐにウキは反応するが、アタリはないので竿先でオモリを持ちあげて前後左右に誘いをいれる。5分くらいするとなじみ切ったウキがスーッと横に引かれる。少し間を置いて聞きアワせると、キュッと竿先から絞り込まれ、グイグイと沖へ引き込む。竿で止めてやり取りした後、静かに抜き上げると飴色の良型が水面を割る。

12cmのマハゼで、大きな口を一文字に結んで、どんぐり眼をしたひょうきんな容姿はいつ見ても愛らしい。続けて8~12cmが5尾まで入れ食い。

魚が集まってきたようで、その後もウキがなじんだ後にでるアタリをとるとブルブルときて、コンスタントに釣れ続く。型は10cm級の良型ぞろいでこの時期としてはまずまずのサイズだ。

ヘチ狙いでキビレも登場

16時すぎ、ヘチのゴロタ護岸沿いにボラやウグイの群れが押し寄せ、キラキラとヒラを打ち始める。「ハゼも岸寄りに出てきたはず」と思い、ヘチ狙いに変更。水深1mの石際にエサを送り込む。するとウキがなじむ間もなく斜めに引かれる。軽く竿を立ててアワせると強く引き込み、違う魚が掛かったことが分かる。

やり取りして寄せると20cmのキビレ。次もその次も同型が続き、しばらくこの魚と遊んだ。しかし、目前に見えるボラやウグイはなぜか食ってこない。

ウキ仕掛けで『秋ハゼ』釣り 良型主体に26尾手中【東京・旧中川】キビレも活発(提供:週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦)

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