人気の超A級ポイントで投げカレイ!44cmマコ登場【淡路島浅野漁港】

人気の超A級ポイントで投げカレイ!44cmマコ登場【淡路島浅野漁港】

3月13日は春らしい穏やかな天候になり、一発大物を狙って、淡路島西浦にある浅野漁港へ釣行した。

アバター画像 TSURINEWS編集部

堤防釣り 海釣り

貸し切り状態

人気の超A級ポイントで投げカレイ!44cmマコ登場【淡路島浅野漁港】水深2mほどの浅場だが大ガレイが出た釣り座。

現地に午前5時半ごろ到着。平日でもあり、赤灯台のある大波止には釣り人の姿もなく貸し切り状態。

そこで、最盛期にはなかなか入れない超A級ポイント、大波止の曲がり角に釣り座を取る。

マムシアオイソメを房掛けにしてキャスト。

置きザオにしてアタリを待つ。

快晴で風もなく、海はベタなぎ状態。

若潮で満潮が午前9時ごろと、潮は止まっている。

まだ期待薄と、のんびり待機する。

ここは車横付けで足場もいいので私の好きな釣り場の一つ。

日が昇ると穏やかで暑くなり、春を思わせる陽気だ。

水深も約2と浅くて水が澄み、底が丸見え。

根掛かりのない平坦な砂底であり、これで釣れるのかと不安が募るが、投げ釣りのセオリー通りに遠、中、近と、投げ分けて探る。

30mほどの近投のサオから反応

人気の超A級ポイントで投げカレイ!44cmマコ登場【淡路島浅野漁港】参考タックル図。

8時前に一発で不安がフッ飛んだ。

30mほどの近投のサオから、ジッ、ジィーッと、心地いいクイックドラグ(QD)の滑る音が聞こえ、サオ先は一気に舞い込む。

「きたぞ!」と、サオに飛びつき大きくアワせると、ズッシリとした重量感が腕に伝わった。

サオは満月にしなり、浅いのでグイグイと強烈に締め込む。

これは大バンだと直感して、ゆっくり慎重に対応するが、足元にきても好ファイトで底へと走り、ヒヤヒヤ、ドキドキの連続。

テトラ際には貝がいっぱい付いているので一気に浮かすと、大きなカレイが海面に姿を現し一発でランディング。

震える手で測ると44cmもあり。

すでに体力も十分回復した見事な魚体にホレボレ。

ニッコリしながら、このサイズが出るのが浅野漁港の実力と再認識。

まだまだエサもたっぷり残っているので、もう1尾大物が欲しいと、エサも大きく付けてキャスト。

広範囲に探るが、暖かくなるとエサ取りも活発になり、嫌なフグが次々に釣れる。

潮もゆっくりと走り出してチャンス到来と思うのだが、うまくいかないのが世の常。

潮が速くなると流れ藻も多くなり、ラインや仕掛けに絡み付く。

結局、昼前まで粘ったが追加はなく、大バンカレイの料理にウキウキしながら納竿とした。

浅野漁港は春の大型カレイには定評があるので、ぜひチャレンジしてほしい。

<週刊つりニュース関西版 APC・松尾幸浩/TSURINEWS編>

▼アクセス
神戸淡路鳴門自動車道の北淡ICで下り、右折して県道31号を北上。
この記事は『週刊つりニュース関西版』2018年3月30日号に掲載された記事を再編集したものになります。