新型コロナウイルスの影響?フィッシングショーOSAKA来場者数23%減

新型コロナウイルスの影響?フィッシングショーOSAKA来場者数23%減

2月8日~9日の2日間、大阪・南港のインテックス大阪で「フィッシングショーOSAKA2020」が一般公開された。新型コロナウイルスの影響も含めてレポートしよう。

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(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・中西)

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「フィッシングショーOSAKA2020」入場者数

新型コロナウイルスの感染拡大が世界的に注目を集めている時節、『フィッシングショーOSAKA2020』が2月8日~9日の2日間、大阪・南港のインテックス大阪で開催された。

今年は動員数がかなり減るのではと事前に懸念された通り、総来場者数は45,907人(業者日の7日を含む3日間での合計)、昨年比で23%減とその影響は確かにあったが、訪れた参加者は一様に笑顔で、全体的には大盛況のイベントとなった。

積極的な感染予防対策

『フィッシングショーOSAKA2020』主催者の「大阪釣具協同組合」は「新型コロナウイルス、季節性インフルエンザへの対応」として、ホームページ上で来場者の体調管理、咳エチケットや手洗いなど、通常の感染対策を促していた。

新型コロナウイルスの影響?フィッシングショーOSAKA来場者数23%減受け付けにはアルコール消毒液(撮影:TSURINEWS関西編集部・中西)

また、期間中会場では、感染を予防するため、袋売場、インフォメーション、各入場口などにアルコール消毒液を設置。接触感染の恐れのあるドアノブ、トイレ入り口ノブなどを定期的にアルコール液などで清掃、各号館入り口に除菌剤の噴霧にて空間除菌を実施するなど、積極的な予防対策が目に止まった。

新型コロナウイルスの影響?フィッシングショーOSAKA来場者数23%減入り口に除菌剤の噴霧(撮影:TSURINEWS関西編集部・中西)

開場待ちの熱気はムンムン

一般公開初日の2月8日、開場直前の9時40分ごろには、入館ゲートの前から続く入場待ちの列が西ゲート近くまで達していた。ただ、昨年の行列はさらに長く、最後尾はハイアットリージェンシー大阪ホテルに達する勢いだったことを思うと、やはり来場を見合わせた人も相当数あったことが想像できた。

新型コロナウイルスの影響?フィッシングショーOSAKA来場者数23%減4号館入り口付近(撮影:TSURINEWS関西編集部・中西)

とはいえ、6号館Aゾーンの先頭の人に話を聞くと、前日の23時前から並んだとのことで、開場前から熱気ムンムンの雰囲気。急な寒波で冷え込む日となったが、その寒さをものともしない意気込みが感じられた。

開場は予定の午前9時より10分早められ、8時50分。それと同時に来場者がお目当てのブースへ急ぎ足で向かう姿が見られたが、その多くの方はマスクを着用しており、予防意識の高さをうかがうことができた。

新型コロナウイルスの影響?フィッシングショーOSAKA来場者数23%減開場と同時に目当てのブースに急ぐ来場者(撮影:TSURINEWS関西編集部・中西)

展示会場3号館・6号館A&Bゾーン

気になるイベントの方はというと、メーカーや企業の展示会場となった3号館と6号館Aゾーン、Bゾーンでは、出展者が自慢の新製品やサービスはもちろん、独自のアトラクションを設けて来場者を楽しませていた。

新型コロナウイルスの影響?フィッシングショーOSAKA来場者数23%減人気のイベントは黒山の人だかり(撮影:TSURINEWS関西編集部・中西)

訪れた来場者は、サオやリールの手触りや質感、重量、曲がりや巻き心地、水中でのルアーの動きといったネットやカタログはもちろん、お店でも見られない部分を、真剣に確かめて回っていた。

イベントホール4号館

そして、「うきうきイベントホール」と題された4号館では、釣具の即売会、抽選券付き手提げ袋の抽選、マグロの解体ショー、体験マス釣りなどなど釣り人でなくても楽しめるイベントが満載。子供たちの笑顔があふれていた。

新型コロナウイルスの影響?フィッシングショーOSAKA来場者数23%減イベントホールは子供たちの笑顔があふれていた(撮影:TSURINEWS関西編集部・中西)

まんぷく屋台村 屋外特設会場

また、6号館と3、4号館の間には、日本各地からおいしいグルメやイベントならではのお店が多数出店する「まんぷく屋台村」。お昼時には席がとれないほど盛況となっていた。

新型コロナウイルスの影響?フィッシングショーOSAKA来場者数23%減まんぷく屋台村(撮影:TSURINEWS関西編集部・中西)

最後に、フィッシングショーOSAKA2021年の開催は2月6日、7日となっている。今年行きそびれた方はぜひ来年訪れてみてほしい。きっと一日では回りきれないほどの魅力あふれるイベントの数々に、圧倒されることだろう。

<中西/TSURINEWS関西編集部>

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