今年の初め、長崎市野母崎の樺島に寒グロ(メジナ)狙いのフカセ釣りへ家族で出かけた。家族全員35cm級の本命を手中にした満足釣行をお届け。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・与田正幸)
家族で寒グロ狙いフカセ釣り
釣行前日の夜、寿丸の船長に電話で急なお願いをして当日を迎えた。
今回は妻と娘の家族釣行で、久しぶりの磯釣りになるので「楽しく釣りができて、お刺し身サイズが1尾ほしいね!」と話しながら、出船場所へ向かった。
到着後、船長に新年のあいさつをして船に荷物を積み込んで出港し桃瀬に上礁。
まずは荷物を移動して、まきエサとタックルの準備をする。途中から波風が強まる予報だったので、朝のうちに勝負したいと思いながら実釣を開始した。
早々にクロ連釣
まず、まきエサを打ち仕掛けを投入して様子を見ると、二枚潮でイメージ通りに入らない。ガン玉を付けて投入すると、仕掛けがなじんですぐにウキがもぞもぞするアタリ。アワセを入れ、30cmのクロをタモに収めた。
連続でサオ引きのアタリがあり、28cmをゲット。家族にヒットパターンをアドバイスして、35cmを釣った。
すぐに妻にもアタリがあり、足裏サイズのクロをゲットし、娘はチャリコ(小ダイ)をゲットした。
クロ36cmに妻は大喜び
潮位が増してくると、私が釣っていたポイントは沈瀬が隠れだし、潮の流れが複雑になって釣りにくい状況になったので、少し休憩にした。
再開するとカワハギが釣れ、おいしいのでバケツに入れていると、妻がアワセを入れた。よく曲がり、苦戦しながらタモに収めたのは36cmのクロで、大喜びだった。
娘は25cmのかわいいいサイズが釣れただけで、調子が悪いようだった。
ラストにサオ引き数連打
ここで早めの昼食。釣りを再開すると、潮の流れと上滑りの風で、妻と娘は釣りにくくてアタリを取ることができず、苦戦しながら時間が過ぎていった。
私はちょこちょこ仕掛けをいじりながら、ぽつぽつだが、お土産をゲット。ラストスパートで私にアタリがあり、37cmをゲット。すぐにサオ引きのアタリがあり、同サイズをタモに収めた。
娘が「きた!」と言ってやり取りしながら、笑顔で34cmをゲット。
最後に私が当日最大となる38cmをタモに収め、納竿となった。
家族全員安打
今回は水温が安定してなかったため、不安もあったが、全員安打で楽しめ、満足いく初釣りとなった。
後片付けをし、迎えの船が来るまで釣り場を清掃し、2時の回収便で帰港した。周辺の瀬では釣果が厳しかったようだ。
帰りの車内では、妻も娘の2人とも疲れたようで爆睡だった。
<週刊つりニュース西部版APC・与田正幸/TSURINEWS編>