日本には様々な釣り方がありますが、実は各都道府県ごとに様々な釣りのルールが設定されているんです。違反すると逮捕されることも!関東沿岸3県1都のルールを紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部 四家)
神奈川県の釣りルール
神奈川県は、コンテナ船や豪華客船、さらに潜水艦までさまざまな船が出入りする国際的な港を複数有しています。そのため、ソーラス条約に該当する港が多くなり、立ち入り自体もしくは、釣りが禁止の場所が増えてしまいました。
一方で、各地に釣りのできる公園が整備され、整った環境の中でファミリーフィッシングを楽しむことが出来ます。
代表的な釣り物としては、アジやシーバスやメバルなどが楽しめ、年によってはタチウオやイナダといった回遊魚が好調なシーズンもでてきます。さらに、相模湾まで行くと海辺の環境もガラッと変わり、こちらではサーフからの青物やヒラメ、磯からのメジナなどが人気があります。
釣り方の禁止事項
集魚灯の禁止。
取ってはいけない生き物
アユ:1月1日~5月31日及び10月15日~11月30日。相模湾では、春先に掛けて河口や付近の港に稚アユが入ってくるため、間違えて釣れてしまうことがあります。
大きさ制限
ウナギ:全長24cm以下採捕禁止
ブリ:15cm以下採捕禁止
海のルールを守りましょう!!(出典:神奈川県)
ルールを守って楽しもう
海は誰のものでもありませんが、漁業関係者は資源保護の目的等で稚貝や稚魚を放流しています。
釣り場でのルール確認は必ずしよう
釣り場付近には、採捕禁止の期間や種類が書いた看板が設置してあることが多いのでよく読んで確認しましょう。もちろん、立ち入り&釣りの可否確認は必須です。
時期によりルールも変わる
資源管理の一環で採捕期間については決まっているものがあり、産卵期や成長期などに定められていることが多いので注意が必要です。時期によってルールが変わることもあるので、「以前平気だったから今回も大丈夫」ではありません。
ルールを守ることが、釣り場を未来へ残していくことにも繋がります。身近な、そして暖かな趣味としての「釣り」文化を、釣り人全員で育てていこうではありませんか。
<TSURINEWS編集部・四家>