前回の釣行でブリと思われる大型魚のヒットがあったものの、道糸からブレイク。その悔しさを胸に、リベンジ戦となるボートジギングゲームへ出かけてきました。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・丸山 明)
明石沖でブリ狙いリベンジ釣行
11月15日に、明石沖のポイントで、ブリであろう重量感ある大物をフッキングしたものの途中で無念のラインブレイク。
なかなか出会うことのない大型だけに悔しい思いをしたので、11月17日(日)にブリ狙いのジギングでリベンジ出船してきました。
前回のラインブレイクの詳細
前回の反省からラインブレイクへの対策を入念に行います。ラインが切れた状況ですが、ロッドの溜めもドラグもまだ余裕があり、リーダーの結節点ではなくPEラインから切られていました。
原因としては
A.PEライン2号の限界を超えた
B.ラインに傷が始めからあった
C.磯に擦れた
状況からしてAではなく、BかCでしょう。ブリは、ヒラマサのように根に走りませんが、ポイントは、水深50mから20mに上がるカケアガリ。さらに30m~40m付近には、大きな岩礁帯があります。
そのため、十分にポイントから魚を離さないとPEラインが擦れる可能性がでてきます。リーダーは、岩場対策で太目を使用していましたが、切れたPEラインの上側が少しザラついているので、擦れたと推測できます。
魚のパワーが強く潮の流れも3kt以上と速いので、今回はメタルジグやリーダーの結節部分やPEラインのチェック、交換時期等のメモをして千載一遇のチャンスを逃さない準備を徹底しました。
今回行ったラインメンテナンス
新品に交換するのが一番ですが、今回は、PEラインを裏返して使用しました。スプールには、200m巻いていますが、筆者がこのポイントで使うのはせいぜい80m程度。使用していない部分が100m以上あるので、巻取り機を使い、未使用部分が外側に来るよう巻き替えて使います。リーダーの結束部分も、MIDノットで丁寧に結び直しました。アシストフックも同様の工程を踏みました。
道具は、しっかり準備しましたが、腕は一朝一夕でどうにもならないので、あとは運頼み。
当日の状況と根掛かり対策
秋晴れで穏やかな海況のなか6時過ぎに出航。敵討ちを狙い、真っ先にこの前のポイントを目指します。当日は、7時半に潮流が上げ潮に、11時に最速の6ktとなる速い流れです。9時ごろの上げ三分で時合いが来ると読み、10時までの短時間で、集中した勝負を予定しました。
当日も前回、磯場で根掛かりが多かったポイントへ。ノマセ釣りだと大きな問題になりませんが、フックが前後に4本ついているジグだと底を取る時に引っ掛けてしまいます。対策として、テールフックを使わず、ヘッド側2本のみをセッティング。7時半過ぎに第1投。水深50mで底を取り、ジギングスタートです。