いよいよ今週末日曜日の11月10日に、「フィッシング祭りしらこばと」が開催。当日釣り上げたニジマスの処理に困らないよう、今回はさばき方を徹底解説します。下処理すれば冷凍保存も可能!
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 小谷)
みんなで遊ぼう2019フィッシング祭りしらこばと
今年で13回目を迎え、昨年の来場者数はなんと1万4千人と大盛り上がり。今回は60社以上の釣り関連企業がブースを出展予定とのこと。限定グッズの販売はもちろんのこと、
やっぱり釣り目当てに来られる方が多いのでは?入場無料でファミリーも釣り未経験者も大歓迎!ちょっとしたお祭り感覚で、ぜひ足を運んでみてください。ここからは、当日釣ったニジマスの下処理方法を予習しておきましょう。
ヌメリ&ウロコの下処理
管理釣り場で大量に釣れたニジマス。隣近所にお裾分けしても余ってしまう人が多いはず。数日のうちで食べきれないときは冷凍しよう。また今回は、冷凍する前にやっておきたいことをまとめてみた。
最初にヌメリをとるのが大事。たわしなどを使ってゴシゴシこすると、ウロコと一緒にとれる。水で流してヌメリがある程度なくなればOK。この処理を行わないとまな板の上で魚が動いてしまい、さばきづらくなる。
さばき方
ヌメリ&ウロコが取れたらさばいていこう。
≪頭を残す場合≫
1、包丁をお尻から入れて下アゴの付け根まで刃を動かす。
2、エラと内臓を取る
3、血合いに刃を入れて水できれいに洗い流す
※頭を残して串刺しにしたり、見栄え重視で料理する場合はこちらの方法で。包丁が苦手な場合は、ハサミで代用できる。
≪頭を落とす場合≫
1、胸ビレの後ろから包丁を入れて頭を落とす
2、腹側からお尻まで包丁を入れる
3、内臓を取り、血合いに刃を入れてきれいに流す工程は同じ。
※単純に身を使いたい場合はこちらのさばき方を勧める。
三枚下ろし
中骨に沿って頭側から包丁を入れ、コツコツと中骨に当たっているのを感じながら尾側へ動かす。反対側も同様に行う。半身になったら腹骨を斜めに包丁を入れてすき取る。この際、最後は包丁の刃を立てて切る
皮引きについて
端から包丁を立てて、皮を切らないように前後に振動させながら動かしていく。ニジマスの皮はとても柔らかいため、皮引きが苦手な人が多いかもしれない。その場合は端だけ包丁を入れて、後は手で剥くこともできる。
小骨(血合い骨)について
魚が苦手な人の大半は小骨が苦にしていると思う。三枚下ろしにした状態から、指の触感と目視で位置を確認し、ていねいに1本1本毛抜きで小骨を抜いていく。これはかなりの手間なので、どうしても面倒臭い人は、小骨部分を削いでしまおう。触れば大体の場所は把握できるので、そこの部分を思い切って切り取ると、身は少しもったいないが、時短にはなる。料理によっては皮を残したりもするので、作る内容に合わせて下処理方法を使い分けよう。
週刊つりニュースもブース出展予定
週刊つりニュースのブースでは、新聞やつり手帳、タオルなどを購入していただいた方を対象に、ハズレなしのカプセル釣りゲームを行います。お子様だけでなく大人の方もご参加いただけますので、当日、皆様のお越しをお待ちしております♪
<週刊つりニュース関東版 小谷 /TSURINEWS編>
新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言は全国で解除されましたが、外出する際には各自治体の最新情報を確認するなど引き続き感染拡大防止に努めてください。一日も早く、全ての釣り場・船宿に釣り人の笑顔が戻ってくることを、心からお祈りしています。