カワハギ&フグ船でトップはカワハギ65尾の大釣り【愛知・石川丸】

カワハギ&フグ船でトップはカワハギ65尾の大釣り【愛知・石川丸】

9月8日、愛知県・南知多町師崎港の石川丸にカワハギ狙いで乗船した。受け付け時におかみさんが「今日のお客さんは、たまたま腕のいい人たちがそろったよ」とのことで楽しみだ。

愛知県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・山本嘉弘)

アバター画像 TSURINEWS編集部

船釣り エサ釣り

石川丸からカワハギ&フグ釣り

午前6時に16人の釣り人を乗せてカワハギ・フグ狙いで出船して、穏やかな海を25分走ってポイントの福江沖へ到着。 水深5mの根が点在したポイントで、根掛かりに注意して投入した。

オモリ着底後、すぐイトフケを取って1mほどオモリを持ち上げ、当たりダナを探しながら、たたき下げていく。 30cm上から底までの間で、コツコツとエサを取ってくるのが分かった。

カワハギ&フグ船でトップはカワハギ65尾の大釣り【愛知・石川丸】タックル図(提供:週刊つりニュース中部版 APC・山本嘉弘)

底釣りをメインに狙いを定め、基本通り丁寧にアサリをハリへ刺して投入。 着底後、オモリでテンションをかけながら、たたきを入れてアタリを待っていると、早くも鈴木名人がカワハギを掛ける。 さすが名人だ。

その後私にもヒットして、小気味いい引きにカワハギだと確信。 水深が浅いため、リールを巻くとすぐにカワハギの姿が見え、15cmをキープして一安心。 ホッとしていると、鈴木名人が2匹目をヒットさせていた。

船中カワハギ連発

カワハギの活性はいいようで、オモリの着底と同時にアタリが出る。 カワハギに交じって小ベラや小フグもエサを取るようで、9cmのショウサイフグもヒットして、これはさすがにリリース。 続けて10cmのキュウセンで、これもリリースだ。

外道の活性がいいようで、なかなかカワハギがヒットしない。 それでも、鈴木名人はカワハギのアタリだけをしっかり取って、次々に掛けていく。 出遅れていた久松名人もカワハギをヒットさせていき、私も小ベラに悩まされながらもカワハギをヒットさせた。

カワハギ&フグ船でトップはカワハギ65尾の大釣り【愛知・石川丸】名人は次々とカワハギをキャッチしていく(提供:週刊つりニュース中部版 APC・山本嘉弘)

ヒガンフグも登場

カットウ釣りでフグを狙っている人には良型が掛かっており、私もお土産に少し欲しいと思っているとアタリが出て、上がったのは20cmのヒガンフグ。 これで今夜は、てっさに決めた。

その間に鈴木名人はツ抜け(10匹)を達成して絶好調。 私もカワハギ狙いで集中して数を伸ばしていくが、鈴木名人はハイペースで「成人(20匹)しました」と笑いながら楽しく釣っている。

久松名人もツ抜けを達成したところからスイッチが入ったようで成人達成。 鈴木名人は、「私、もう三十路(30匹)ですよ」と言いながら、手を緩めることなく次々にヒットさせていく。 間に挟まれた私は圧倒されるばかりで数が伸びない。

当日の最終釣果

沖上がり10分前、鈴木名人が「めでたく定年(65匹)を迎えました」と言って納竿。 久松名人も追い上げ45匹で納竿。 2人とも今シーズンの船宿最高記録で、私は数が伸びず19cm頭16匹とフグ7匹だった。

カワハギ&フグ船でトップはカワハギ65尾の大釣り【愛知・石川丸】爆釣65匹にVサイン(提供:週刊つりニュース中部版 APC・山本嘉弘)

晩酌はてっさとカワハギの肝和え

夜はカワハギの肝和え、煮付け、てっさ、フグ雑炊をおいしくいただいた。 もうすでに肝はパンパンに入っていたので、今後が楽しみだ。

カワハギ&フグ船でトップはカワハギ65尾の大釣り【愛知・石川丸】いろいろな料理で食も堪能(提供:週刊つりニュース中部版 APC・山本嘉弘)
▼この釣り船について:石川丸
カワハギ&フグ船でトップはカワハギ65尾の大釣り【愛知・石川丸】
この記事は『週刊つりニュース中部版』2019年9月27日号に掲載された記事を再編集したものになります。

APC・山本嘉弘