釣ったアジの泳がせ釣りでカンパチ・ハタ・ワラサ【千葉・庄幸丸】

釣ったアジの泳がせ釣りでカンパチ・ハタ・ワラサ【千葉・庄幸丸】

台風15号は房総半島沿岸の住宅、漁業施設に甚大な被害を残していったが「勝山の庄幸丸が出船再開」の情報を見て、9月17日(火)、アジ五目で釣行してきた。サビキ仕掛け、フカセ仕掛け、泳がせ仕掛けの3パターンでアジからマダイやイナダでクーラーは満パンに。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・木津光永)

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庄幸丸でアジ&泳がせ釣りへ

釣ったアジの泳がせ釣りでカンパチ・ハタ・ワラサ【千葉・庄幸丸】当日のタックル例(作図:週刊つりニュース関東版 APC・木津光永)

庄幸丸の出船時刻は5時で、その30分前に集合。早めに勝山港の船着場に到着したが、庄司剛・大船長と徳勝船長はすでに準備中だ。

集合時刻には若女将が受付に現れて、乗船手続きを開始。先着の3人が手続きを終えて、中尾さんと永瀬さんは左舷に、鈴木さんが右舷のミヨシ寄りに入って、私は右舷トモ寄りに決まる。

釣ったアジの泳がせ釣りでカンパチ・ハタ・ワラサ【千葉・庄幸丸】勝山港庄幸丸船着場(提供:週刊つりニュース関東版 APC・木津光永)

当日の状況

この日は、出船前に大船長から「カンパチがいますよ。竿が2本あるのだったら、1本は泳がせで出すと面白いですよ」と嬉しい言葉をもらう。

キーパーを借りて泳がせタックルをセット。その3mほど離れた所ににコマセのタックルをセットする。

船長から「最初はサビキで小アジを釣って、泳がせをやってみてください」の声がかかり、コマセ釣りのタックルにサビキ仕掛け(全長1.3m、ハリス1.5号の8本バリで船に常備あり)をセット。

釣ったアジの泳がせ釣りでカンパチ・ハタ・ワラサ【千葉・庄幸丸】アジ五目はサビキ仕掛けも用意(提供:週刊つりニュース関東版 APC・木津光永)

5時を少し回って、第三庄幸丸は徳勝船長の舵で出港。日の出を迎えつつある海を航程10分ほどで浮島南方の水深20m前後の釣り場に到着。

まずはサビキでアジ釣り

船は1度旋回するとすぐに流し方が決まり、船長から「タナは水深16mです。コマセをまいた所に仕掛けが入るように竿先を持ち上げてアタリを待ってください。5秒待ってアタらなかったらコマセを入れ替えてみてください」と投入OKの合図がでる。

釣ったアジの泳がせ釣りでカンパチ・ハタ・ワラサ【千葉・庄幸丸】サビキアジと泳がせカンパチは同じ釣り場(提供:週刊つりニュース関東版 APC・木津光永)

天候は晴れ、風は東から風速1~2m、波高は1m以下のナギで、薄い濁りを含んだ緑色の潮が南へ流れていく。

開始から間もなく右舷ミヨシの人に15~20cmのアジが鈴なりで掛かるが、こちらの1投目は空振り。

早速のアジ6点掛け!

船長から「コマセをまいたらそこに仕掛けを入れるイメージで竿先を持ち上げて。上げ下げしてはだめ」のアドバイスをもらう。

2投目はイメージを高めて実施すると、指示ダナでコマセを出してから3秒ほどで竿先をクン、クンと引っ張る小さなアタリが連発。

船長から「まだ上げちゃだめ。待っていればたくさん付くから」と声がかかり、10秒ほど待って上げると6点掛け。

泳がせは置き竿で

すぐに活きがいいアジを泳がせ仕掛けのハリに背掛け。海に入れると「タナは同じでいいですよ」と船長。

泳がせのタックルはアタリがあるまで置き竿で放置。再びサビキ釣りで小アジを追釣する。

船中4人は順調に数を伸ばすが、途中からソーダが回ってきて、サビキバリをもぎ取っていく。ハリ数も釣れる魚も減っていく。

アジの泳がせに45㎝のハタ

開始から約1時間が経過したころ、泳がせ竿がギュンギュン曲り、リールのドラグがジー、ジーと滑りだした。竿を手に取り、ポンピングで魚を浮かせ、根に入られないように巻き上げると、魚の引きが徐々に弱まり、45cm級の茶色に黒い小斑点があるハタが浮上。8号ハリスを持って抜き上げた。

初めて釣り上げたハタ種だったので、帰宅後に魚類図鑑で調べるとヤイトハタと判明。

釣ったアジの泳がせ釣りでカンパチ・ハタ・ワラサ【千葉・庄幸丸】私のアジ泳がせに来たカンパチとヤイトハタ(提供:週刊つりニュース関東版 APC・木津光永)

フカセ仕掛けにはイナダやカンパチ

その10数分後、左舷後方の永瀬さんがフカセ仕掛けに持参の青イソメで40cm級イナダを釣り上げる。

釣ったアジの泳がせ釣りでカンパチ・ハタ・ワラサ【千葉・庄幸丸】永瀬さんのフカセ仕掛けにイナダ(提供:週刊つりニュース関東版 APC・木津光永)

左舷ミヨシ寄りに入っていた同行の中尾さんも同じ仕掛けにオキアミで35cm級カンパチを釣り上げる

また、右舷ミヨシでは鈴木さんの泳がせにも同じハタがヒット、2kg級の良型だ。

釣ったアジの泳がせ釣りでカンパチ・ハタ・ワラサ【千葉・庄幸丸】鈴木さんにヤイトハタ(提供:週刊つりニュース関東版 APC・木津光永)

ポイントを移動して4㎏級のワラサ

7時、船長から「潮が速くなったので移動します」と竿上げの合図があり、船は南へ小移動。次の指示ダナは水深13mだ。

ソーダの攻撃を受けてハリが4本まで減ってしまったサビキ仕掛けをやめて、ハリス3号4.5mのタイ五目フカセ仕掛けに交換する。

泳がせ仕掛けは船長の「カンパチは少し細めのハリスがいい」と言う勧めでハリスサイズを6号にダウン。

フカセ仕掛けに持参のエビでイナダを2尾、サビキで釣って活かしておいたアジを泳がせて40cm級カンパチを2尾ゲット。

また、右舷前では鈴木さんの泳がせに4kg級ワラサがヒット。

釣ったアジの泳がせ釣りでカンパチ・ハタ・ワラサ【千葉・庄幸丸】鈴木さんに70cmワラサ(提供:週刊つりニュース関東版 APC・木津光永)

船中カンパチが連発

9時半、船は浮島寄りへ戻り、指示ダナ水深13mで再開すると、泳がせ仕掛けの投入から1分もたたないうちにヒット。ゆっくり巻き上げてくると40cm級のカンパチが掛っているのが見えて、その周りを2尾の同じ魚が泳いでいる。

自分のフカセ仕掛けにもこの魚がヒットしたが、寄せる途中で魚の突進力に古いクッションゴムが切れるというお粗末な結果。

この魚の群れは船の周りに付いている様で、鈴木さんのタックルに2連発、船中では2回のバラシがあったようだ。

最終釣果

私は失ったフカセ仕掛けを同寸法のカラーバリ仕様に替えて、エビエサで続行すると、20~25cmのアジに交じって40cm級のイナダと0.7kgのマダイを追釣。クーラーは満タンで11時半に竿をしまった。

船は正午に沖上がり。船中釣果は、15~25cmアジ31~55尾、1~1.4kgカンパチ0~3尾、0.8~4kgイナダとワラサ1~4尾。1.8~2kgヤイトハタ0~1尾、0.7kg級マダイ0~1尾、マル・ヒラソーダが少々だった。

船宿のコメント

「台風の後、勝山港周辺はようやく電気が復活しました。冷蔵庫などは動きだし、船が出せるようになりました。念のため付けエサは持参してください。楽しい釣りが待っていますので遊びに来てください」

<週刊つりニュース関東版 APC・木津光永/TSURINEWS編>

▼この釣り船について:庄幸丸
釣ったアジの泳がせ釣りでカンパチ・ハタ・ワラサ【千葉・庄幸丸】
この記事は『週刊つりニュース関東版』2019年9月27日号に掲載された記事を再編集したものになります。