真夏のタイラバで良型マダイ連発 シャローのカケアガリが的中【倉敷】

真夏のタイラバで良型マダイ連発 シャローのカケアガリが的中【倉敷】

7月27日に続いて8月3日も岡山県の倉敷へタイラバを楽しみに行ってきた。今回の同行者は釣友の川口氏。チャリコばかりという厳しい時間もあったが、時合いには良型マダイが連発!最後はアコウのお土産までゲットし、満足の遠征となった。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上隆史)

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オフショア ソルトルアー

当日のタイラバセッティング

タイラバとは、ヘッド、ネクタイ(ラバー)、ハリの3つで構成されている万能なルアーの一つである。そしてこの釣り方は、いろいろな魚が釣れることも人気の理由だ。

今回の釣行では、素早い底切りを重視して、ナマリタイプでありながら底切りのしやすいスローフォールヘッドと、潮が速いときに有効で沈下速度も速いタングステンタイプのTGヘッド60gの2つを使用した。

ネクタイはシンプルなカーリー系とストレート系のネクタイを選択。あくまでも私なりの意見だが、このエリアでは、ラバーをなくしてシンプルにネクタイのみといったボリュームの少ないものが有効で、カーリー系やストレートタイプが効果的である。私はスパイラルカーリーのラバーを取ったものをメインに使った。

なお、ルアーやポイント、釣り方は、あらかじめエリアをよく知る船長に、いろいろ聞いてみることがベストである。そして、情報は何よりマダイを手にする近道だと思う。

当日の状況

今回ご一緒した川口氏とは、明石エリアでタイラバを楽しむこが多く、遠征は今回が初めて。ワクワク感と期待を膨らませ、道中はトークが盛り上がる。これも遠征の楽しさではないだろうか?

真夏のタイラバで良型マダイ連発 シャローのカケアガリが的中【倉敷】倉敷沖の釣り場風景(提供:WEBライター・井上隆史)

そして、この日は、1st(ファースト)壱号艇を利用し、7人の乗合で出船となった。釣り座はミヨシの左舷、右舷に分かれることにした。潮回りは中潮!少し潮が速いと予測し、タングステンヘッドを選択した。

酷暑、水潮、チャリコの三重苦

ファーストポイントの水深は30~35mと、このエリアでは中間的な水深から流していく。しかしここではノーバイト。

少し水深の浅いエリアに移動して再開すると、コツコツと小さなアタリが出た。上がってきたのは、かわいいサイズのチャリコだった。

幸先いいのでは?と思ったが、なぜかこのサイズが連発。一方、川口氏はファーストキャッチこそチャリコだったものの、その後に40cmのマダイをキャッチし、いい滑り出し。

どこでアタリが出るか分からないこともあり、20回ほど巻いては落とすのを繰り返しながら、ヘッドやネクタイをかえてみるものの答えは出てこない。さらに、水潮の影響もあり、船中でもチャリコサイズが比較的多く、厳しい日になりそうな予感。

ポイント移動が決まり良型登場

ここを少し流した後、船長から「ちょっと走りますね!」と声がかかり、移動する。何かいいポイントがあるのだろうかと思っていると、着いたポイントはもっとシャローエリアで、途中にカケアガリがある馬の背になったエリアだった。

ちょうどカケアガリの手前に差し掛かったころ、川口氏が53cmのマダイをキャッチ!船中でも40cm後半が上がり始めた。船長の予想は的中だった。

真夏のタイラバで良型マダイ連発 シャローのカケアガリが的中【倉敷】釣果を手に川口氏(提供:WEBライター・井上隆史)

数回流した後に再び移動し、水深は35m前後。ちょうど潮止まりも重なり、チャンスはこの流しと集中して巻いていく。すると早速答えが返ってきた!40㎝くらいのマダイで、ホッと肩を撫で下ろした。

真夏のタイラバで良型マダイ連発 シャローのカケアガリが的中【倉敷】釣果のマダイ(提供:WEBライター・井上隆史)

その後も付近を流していると、底から6回目の巻きで、ゴンッ!サオもしなりロッドをたたき始めた。「いいサイズ!」と確信する。上がってきたのは51㎝のマダイだった。

さらに次の落としでは、底から7回目の巻きで前アタリが出る。数回巻いて本アタリ!なかなかの引きに笑み溢れる。うれしい連発で、上がってきたのは49㎝のマダイだった。

最後はアコウ

そこから、狙いをアコウに切りかえアコラバを開始。底は少し根が粗いので、底切りに注意しながら巻いているとゴンッというアタリ。なんとかアコウもキャッチできた。さらに、川口氏はうれしいヒラメをキャッチと、2人して本当に満足できた釣果となった。

真夏のタイラバで良型マダイ連発 シャローのカケアガリが的中【倉敷】当日の釣果(提供:WEBライター・井上隆史)

この日もお世話になった船長に感謝して納竿とした。夏のシャローエリアでのマダイゲーム!夏は暑いが、マダイもアツい!せび、皆さんもチャレンジしてみてほしい。ホント楽しいですよ!

<井上隆史/TSURINEWS・WEBライター>

▼この釣り船について
1st壱号艇