投げマゴチ釣りの『活きエサ』と『死エサ』を解説 違いと使い分け方

投げマゴチ釣りの『活きエサ』と『死エサ』を解説 違いと使い分け方

マゴチを投げ釣りで狙う場合、虫エサでも釣れなくはないが、フィッシュイータである彼らを狙う場合は、活きエサや死エサ(身エサ)を使う方が出会える確率は各段に高くなるだろう。今回は投げ釣りでマゴチを狙うにあたって、活きエサを使う場合と死エサを使う場合の攻略法の差異や注意点についてまとめてみた。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・長谷川靖之)

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

海釣り 投釣り

夏の「照りゴチ」

梅雨が明けると、マゴチ釣りも本格的なシーズンを迎える。「照りゴチ」という言葉があるようにマゴチの旬は夏場で、これからのシーズンは大型を洗いにして食すと最高だ。

投げマゴチ釣りの『活きエサ』と『死エサ』を解説 違いと使い分け方夏が旬で「照りゴチ」とも呼ばれる(提供:WEBライター・長谷川靖之)

活きエサの取扱い方

投げ釣りで使う活きエサは小アジが一般的だ。キスやハゼを使う場合もあるが、キスは投入時のショックに弱く、おそらく着底時にはほとんど動きがない状態になっていると思われるので、私はまず使わない。活きエサは海中で動いてこそ使う価値があるからだ。

最近は、銀平という名前で売られている活けウグイを使う場合もある。ウグイは淡水魚だが、海水に入れても1時間ぐらいは元気に動き回っている。エサ店でも1匹100円くらいで入手可能だ。

一番よく使われる活きアジは、ほとんどの場合マゴチを狙う釣り場か、その近くの漁港内の常夜灯の下で暗い間にサビキ釣りで確保する。釣ったアジは酸欠で死なないようにエアレーションを十分に行う。また夏場はバケツ内の水温も上昇しやすいので、私は海水氷を2~3個クーラーに入れておき、釣ったアジを活かすバケツの中に放り込んで水温の上昇を抑えるようにしている。

活きエサの仕掛け

活きエサを使う時の仕掛けは、活きエサのサイズによってハリの大きさをかえるが、私は超人ヒラメのS~Lを使い分ける。このハリはハリ先が鋭くなまりにくいのが特徴だ。また孫バリとしてヒラメ釣り用にトリプルフックを付けて、活きエサの背中に打っている。

投げマゴチ釣りの『活きエサ』と『死エサ』を解説 違いと使い分け方活きエサにはトリプルフックを(提供:WEBライター・長谷川靖之)

活きエサの場合は、アタリがあってもすぐに合わせずに、サオを手持ちにかえてミチイトを送り込むようにしたい。

死エサを使う場合

ヒラメは活きエサにはよくヒットするが死エサではまず釣れない。しかしマゴチの場合は活きエサでも死エサでもヒット率はあまりかわらないように思う。よってマゴチだけを狙う場合は、わざわざ活きエサを確保しなくても死エサで十分だろう。

マゴチを狙う場合の死エサとしては、サバやサンマなどの切り身か、イワシやキビナゴなどの1匹付けを使う。私はスーパーなどで12~15cmのマイワシを購入してきたものを、塩でしめて使う場合が多い。普段はタッパなどの保存容器に並べて冷凍庫で保管し、そのまま釣り場まで持ち込む。

投げマゴチ釣りの『活きエサ』と『死エサ』を解説 違いと使い分け方塩イワシ(提供:WEBライター・長谷川靖之)

死エサの仕掛け

イワシを使う場合の仕掛けは、丸セイゴ16~18号を2本連結した仕掛けを使う。2本のハリをイワシの頭部と尾部に打つことでハリ掛かり率が高まる。

投げマゴチ釣りの『活きエサ』と『死エサ』を解説 違いと使い分け方死エサの仕掛けとセット方(提供:WEBライター・長谷川靖之)

死エサの利点

死エサの利点は二つある。一つは遠投が効くことである。活きエサの場合、サオを強く振り過ぎると身切れを起こしてハリから外れてしまうが、塩でしめたイワシは身が硬く、硬調子の投げザオでフルスイングしても外れることはまずない。これによって活きエサでは探れない50m以遠のポイントを探ることが可能だ。

もう一つの利点は、何と言っても手軽さ。活きエサを確保するためのサビキ仕掛けや、活きエサを保管するバケツ、エアレーションの準備が不要で荷物が少なくなる点だ。また確保した活きエサを元気に保つために余計な気を使う必要がない。

最後に

以上、エサで狙うマゴチの攻略法を簡単に説明した。遠投ができて軽装で狙える死エサに分があるようにも思うが、マゴチの潜むエリアには高確率でヒラメも潜んでいる。あわよくばヒラメもと考えるのであれば、活きエサでないと始まらない。このあたりに悩みつつ、照りゴチ攻略に出かけよう!

投げマゴチ釣りの『活きエサ』と『死エサ』を解説 違いと使い分け方活きエサにはヒラメもヒット(提供:WEBライター・長谷川靖之)

<長谷川靖之/TSURINEWS・WEBライター>