東京湾でも近ごろ話題になっているのがクロアナゴ。その大きさ、迫力から「東京湾のモンスター」なんて言われているが、その怪物は関西圏でも狙える釣り場は多いのをご存じだろうか。それも波止からの釣り。今回はそんなモンスター釣りを徹底解説。
骨切りをすれば身は絶品
クロアナゴの処理の仕方だが、基本的にはマアナゴやウナギと同様、頭部を目打ちで固定し、背側か腹側から包丁を入れて開き、内臓をきれいに取る。マアナゴやウナギとは少し違うのは、肛門より尻尾に向けて、小骨が多く入っているのが特徴。この小骨はかなり気になるので確実に骨切りが必要だ。
面倒だが、捌いてみると真っ白で非常にきれいで脂が乗った身なのが分かるはず。料理方法としては、マアナゴと同じ蒲焼きや天ぷらなどが合う。
シーズン的には初夏の6月ごろから11月くらいまでは十分釣れる。1匹釣れるポイントを見つければ、決まった場所で釣れるので、いろいろと自分だけのポイントを探してみてほしい。この釣りで釣れるゲストはガシラなどだが、クロアナゴの釣れるポイントのガシラはなぜか大型が多いのでこちらも楽しみだ。
<松村計吾/TSURINEWS関西>