神秘の谷で大峰ブルーに包まれ天然アマゴとイワナがお目見え【奈良県】

5月30日、初夏の渓流でルアーのアマゴ・イワナゲームを楽しもうと奈良・天川村の山奥深い神童子谷へ行くことにした。

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

ルアー&フライ トラウト

大峰山脈を源にする神秘的な谷

この神童子谷は、太平洋に流れ出る熊野川の源流で、大峰山脈の山上ヶ岳と続く神秘的な谷だ。

神童子谷の渓相

平日ではあるが人気の谷で、少しでもいいポイントに入ろうと深夜に出発。少し明るくなり始めた午前4時過ぎには、天ノ川本流沿いの道に入り上流を目指した。しばらく走ると川迫ダムが出てきて、ここからは川迫川と名前がかわる。

さらに上流へ走るが、この川迫川もとてもきれいな川で、天然のアマゴやイワナが狙えるが、この日はまださらに上流へ進むことにした。しばらくすると国道309号から神童子谷沿いの道に入るが、少し荒れた道を注意しながら上っていく。

奥深い山間の渓流

当日のタックルとルアー

水溜まりのタイヤ跡から先行者がいると想像できるが、その車の停車位置から入川する場所を決めようと進むと、上流部の私のお気に入りのポイントに車があり、もう釣り人は居らず、さらにその上流にも車が止まっていたので、少し引き返して入川しやすいポイントから釣り始めることにした。

簡単に朝食を済ませてウェーダーに着がえ、タックルの準備をする。今回のタックルはトラウト用ロッド5フィート3インチに、ナイロンラインの4ポンドを巻いた1000番のスピニングリールをセット。まず選んだルアーはシンキングミノー5cm、カラーは昆虫を意識して視野性も高いチャート系を選択。

当日のタックル

小さな淵でイワナ20cm

入渓したのは5時。何とも神秘的な谷である。数日前に雨が降っているが水位は平水でクリア。手元の水温計で9度と、やはり本流に比べれば低い。早速少し水深のあるポイントを中心にルアーを通していくと、開始間もなく反応が出たがこれはフックアウト。

さらに釣り上がると、少ししてまだ最近の物と思われる釣り人の足跡が出てきた。少しテンションが下がる思いだが、すぐに雰囲気のいい小さな淵でうれしいヒット。慎重に手にしたのは20cmのきれいなイワナで今度はテンションが上がる。

きれいなイワナをキャッチ

今回の釣行は、やり取りを楽しむだけなのでリリース。

お次は天然アマゴ

さらに釣り上がっていくと、少し水深のあるポイントでヒットしたのはとてもきれいなアマゴだ。サイズは小さいが、本当にきれいな天然のアマゴだ。

ネイティブのアマゴ

少し休憩も入れながらさらに釣り上がっていくと、大きな淵が出てきた。かなりいい雰囲気が漂うポイントで、下流からアップキャストで流れ込みの中へルアーをアプローチしてアクションを入れて巻いてくると、数匹の黒い魚影のチェイスが見え、その内の1尾がルアーをくわえてヒット。

大きな淵でイワナ連発

興奮しながら無事に手にしたのは22cmのきれいなイワナだ。さらに同じ淵で、少しサイズダウンするが、2尾目のイワナをヒットするなどいい感じだ。

このころになると少し日差しが川の中に入り、何ともきれいなコバルトブルーになり感動する。「大峰ブルー」と言われるようだが、水温が上がる夏になれば、沢登りやキャニオニングなどを楽しむ人にも人気の谷で賑わうようだ。

大峰ブルーが美しい

この後もルアーのカラーローテーションしながら順調にアマゴやイワナがヒットした。少し早いが10時ごろには体力も使い、十分に楽しんだので帰ることにした。

釣果はアマゴが18cmを頭に3尾とイワナが22cmを頭に4尾と満足のいく釣行となった。ちなみにこの辺りは、禁漁になっているオソゴヤ谷もあり、ルールとマナーを守って楽しみたい。

<奈良鱒兵衛/TSURINEWS・WEBライター>

▼この釣り場について
天川村漁協