5月19日(日)に兵庫県・温泉町で開催された「岸田川・渓流釣り大会」に参戦してきました。
美しい自然の八田村で
名湯の湯村温泉の上流部となるこのエリア・八田村地区は、澄み切った清流に恵まれ、美しい自然がたくさん守られています。
早朝に2番受け付けを済ませて、二級空きポイントの八田橋上流に入川することにしました。下流には、20数人の釣り人の姿が見えます。やはり、一級ポイントは、人気があるようです。
まずはエサ切りで活性アップ
午前6時の一斉入竿の放送後、緊張感に包まれながら魚の活性を上げ食い気を高めるために、手前筋の流れから生イクラを3粒刺しして2回ほど水中でエサ切りをします。
そして本命の第1投。いきなり目印が上流に突き刺さるアタリ!ゆっくりと慎重にいなして引き抜いたヤマメは、26cmほどの良型です。のっけから嬉しくなってしまいました。
その後もグッドサイズが思ったポイントで連発ヒットします。
至福の時間を十分に満喫し、家族分を引き船にゲットして午前8時に納竿とし、その後は釣りを楽しむファミリーを観戦することにします。
子供にもヒット!
パパさんがエサを付けた後、男の子がサオを振りますが、なかなかうまく仕掛けが振り込めません。そこで名コーチのパパさんは、遊動仕掛けを20cmほどアップし、ズームアップして振り込ませます。すると「お見事!」うまく遠くに飛びました。
名コーチ・パパさんのナイス・アドバイスで、4投目にしてヒット!
「釣った!釣った!」と大喜びする男の子に「すごいよ!えらいね!」のエールを送るパパさんもとっても満足そうです。
つかみ取りにちびっ子たちは大奮闘!
午前11時前になると魚つかみがスタートします。ちびっ子が大集合。
引率するパパさん、ママさんもお互いの交友を深めながら我が子の奮闘ぶりを見守ります。水しぶきを上げて、すっかりびしょぬれになりながら頑張り、楽しんだ様子でした。
恒例のお餅つきも
そして最後は、大人気の恒例お餅付き。「よいしょ!よいしょ!」の周りの観客の視線を浴びながら杵でお餅をつきました。つきたてのおもちは、地元の婦人会のお母さんたちの手によってきな粉にまぶされ、参加者の皆さん無料配布されました。
やっぱり、つきたてのおもちはおいしかったですね。
最後は表彰式
手にいっぱいの副賞商品を授与され、やや緊張気味の入賞ジュニアは、カメラマンによる写真攻め!毎年繰り広げられる渓流釣り大会で、親から引き継いだ釣りセンスを来年も発揮してくれることでしょう。
当日の最高釣果は、短時間にして38匹! 最長寸は28.0cm。とても、和気あいあい、温かみのある手作りの大会でした。
来年はもっともっと、沢山のちびっ子たちでにぎわうことでしょう。
<森雨魚/TSURINEWS・WEBライター>
岸田川漁協