タイラバで電動リールが有利な3つの理由 御前崎沖でモンスターに挑む

全国的なブームに沸くタイラバゲーム。近年では電動リールを使用し、機能的に楽しむ釣り方が広がりつつある。今春、テイルウォークからリリースされたライトゲーム用電動リール「ELAN(エラン)SW DENDO 150」を携え、同社企画・ 開発責任者の中村宗彦さんとともに最盛期を迎えつつある御前崎沖を訪れた。

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

ソルトルアー オフショア

当日の状況

午前5時半、静岡県御前崎市の御前崎港に到着。当日乗船する波丸の伊村船長、杉山船長(2船長制をとっている)とあいさつを交わし、当日のゲームプランなどを打ち合わせ乗船した。

電動タイラバ

最初に入ったのは、水深50m台の岩礁底から徐々に砂地へ移行していくようなポイント。伊村船長が一旦タイラバを投入し、潮流を見る。同船では、船長自らロッドを出し、リサーチしながらゲーム展開を考えてくれるため非常に心強い。

船長がリサーチ

良型マダイにマハタ!

午前7時、ゲームスタート。中村宗彦さんはまず120gのタイラバを投入し、様子を見ていく。

66cmの良型マダイも

開始から1時間ほどの間に、船中では3㎏級のマハタや、66㎝のマダイが続けて上がり、場の空気を盛り上げた。

3kg級のマハタが!

タイラバでの電動リール3つのメリット

アタリを待つ間、電動リールによるタイラバゲームの優位性について、中村さんから話を聞いた。

1,疲労の軽減

手巻きのリールに比べ、タイラバの回収に要する労力や時間の浪費が圧倒的に少ないこと。繊細なタイラバゲームにおいて、アタリや変化を正確に捉えるには、人間自身も感度を高めて挑まなければいけない。

ゆえに手の疲労を軽減することは、体力面以外にもメリットがあるのだ。

使用タックル

2,等速巻きと再現性

電動タイラバの利点は体力的負担が少ないだけではない。

次に、巻きスピード表示に基づき、このゲームの鉄則となっている等速巻きや、当日の当たりパターンである巻速度を正確に管理、再現できること。特にマダイが中層に浮いてくるような状況では、リトリーブ距離も長くなり、等速巻きの難度は上がる。その問題を解消してくれるのが、電動リールによる正確な巻き取りだ。

巻きスピードの管理についても、速度が数値で表されるため、ヒットが得られた巻きスピードを正確に繰り返すことができる。

安定したやり取り

3,やり取りの安定性

そして、安定したテンションを保ち、魚とやり取りを行えること。細いラインを使用し、唇の皮にフックを掛けてファイトするタイラバゲームでは、強引なやり取りは禁物。マダイは激しく首を振るため、ラインテンションが緩むとバラシに繋がる。

攻めず、退かず、適度なプレッシャーを保って巻き上げることが、このゲームの勝利の鉄則。

力を逃がすときはドラグに任せ、安定した力で巻き続けることが可能な電動リールは、この鉄則を高次元で実現できるのだ。」

以上がタイラバゲームにおける電動リールのメリット。これからタイラバにチャレンジしたい人や、手持ちのタックルに満足していない人は、ぜひ選択肢に電動タックルを加えてみてはいかがだろう。

ビッグヒット到来!

一方の実釣のほうだが、幸先良いスタートで始まった今釣行だが、魚の食いが立ち始めてしばらく、突如クライマックスを予感させるビッグヒットが、中村さんにきた!

フックアップ直後は耐えていた相手だったが、異変に気付いたのか、猛烈なパワーで走りだした。もしマダイなら、間違いなくモンスター級だ。

中村さんは魚を刺激しないよう慎重に寄せるが、相手は頑として浮くことを拒んだ。一進一退の攻防が展開されたが、リーダーが根に触れ、残念ながら軍配は魚に上がった。

ビクともしない重量感、根に向かった状況から、おそらく大型のハタ類ではないだろうか…。というのが、中村さんおよび伊村、杉山両船長の予想。

ここ御前崎沖では、ときにとてつもないサイズの魚がヒットする。クエやカンパチ、大型のマハタなどモンスターが潜んでいるのだ。

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