フカセ釣りで使うライン3種の特性を解説 釣り方に併せて正しく選ぼう

フカセ釣りで使うライン3種の特性を解説 釣り方に併せて正しく選ぼう

今回は、フカセ釣りにおいて重要な要素の一つである『ライン』に注目していきたいとおもいます。ハリの次に魚に近いタックルで、各ラインの特徴を正しく知ることが釣果アップにも大きく関わってきます。

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多賀 英二

フカセ釣りメインでやっています。ターゲットはクロ、チヌ、タイです。山口県は北部、西部の磯や波止、大分、長崎、鹿児島など幅広くフィールドに足を運んでいます。釣り場であった際は、情報交換しましょう。国産ラインメーカーfathomのフィールドモニターとしても活動しています。

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ラインバランス

ラインバランスも釣りをする上でとても大事になります。

ここでは、道糸にナイロンラインを使用し、ハリスにフロロカーボンラインを使用する場合を例に解説したいとおもいます。

基本的には、道糸よりもハリスをワンランク上の号数にしておくと良いと言われています。

フカセ釣りで使うライン3種の特性を解説 釣り方に併せて正しく選ぼうラインバランスも考えて

メンテナンスや交換時期

ラインにも寿命があります。海水や紫外線を浴びるとラインも傷みます。使用前や釣りの途中でラインコーティングスプレーをふりかけることがおすすめです。

ナイロンラインは、釣行毎に最低10mは捨てることをおすすめします。勿体ないと思うかもしれませんが、傷が入っていたり紫外線による劣化が進んでいたりするので次回の釣行で高切れなど思わぬトラブルが起きることがあります。

目安としては3回か4回釣行したら、一回巻き替えるペースになります。フカセ釣りのナイロンラインは150m巻きでの販売が一般的です。あまり流して釣りをしない方は、下巻きを多く取り、半分の75mずつ巻いて使うという方法もありますのでおすすめです。

帰宅時のメンテナンスは、容器に清水をはりその中にスプールを入れ10分〜15分程漬け置きするのがおすすめです。シャワーなどで流すだけでは、芯の方の潮が抜けきらないことがあります。

最後に

 ラインの比重など色々書きましたが、メーカーによって同じ号数でも若干ですが比重や強度、径などが変わってきます。今回の記事を参考に好みのラインを見つけてもらえればうれしいです。

<多賀英二/TSURINEWS・WEBライター>