東京湾口でのコマセマダイを徹底解説 実釣レポ付き【千葉県・庄幸丸】

「東京湾口でマダイの釣果が上向き」との情報を受け、3月19日(火)、内房勝山の庄幸丸からコマセ釣行。0.8~2.5kgが1~5尾に良型メジナが交じり、素晴らしい春マダイのスタートになった。

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TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

船釣り エサ釣り

コマセマダイタックル

タックル例

竿…マダイ用または80号のビシが下げられるゲームロッド。波が高い日は道具の揺れを吸収できる軟調の長竿が有利。

リール…PE3~4号が300m巻ける電動がいい。ドラグは60%くらいの力で引ける程度に緩めておく

コマセ…ビシの8~9分目に詰めるが、コマセの質や大きさ、潮流に応じて調整。数回、投入してみればその日に適した量が分かる。

付けエサ…オキアミは、尾羽根を切り落とし、切り口からハリ先を1cmほど差し込んで腹側に抜く。姿勢を真っすぐに整えることが大切。

釣り方

投入はビシを先に落とし、クッションゴム、仕掛けの順に手の中を滑らせるようにして、手前マツリしないように注意。

タナ取り方は、海底から取る場合と、海面からがある。後者の場合は、ビシを海底に落下させることで警戒心の強いマダイを驚かせないようにする目的。

ビシを下の指示ダナよりも深く沈めないことが重要。

ビシが下の指示ダナに到達したら、間髪いれずにリールのスプールにブレーキを掛けてミチイトの出を止める。

コマセワークと誘い

数秒間仕掛けが潮の流れにナジむのを待って、何回かに振り分けながらコマセを巻き上げていくのが基本。軟調竿を使う場合は、大きなストロークで振り上げないとコマセが出ないので注意が必要。

誘いは食いがいいときは、置き竿でもアタリがでることはある。早期やシケ後は底潮が冷たいことが多く、1~2mの幅で誘い上げたり、落とし込んだりして魚にアピールすることが重要。

アワセと取り込み

アワセと取り込みマダイの口は堅く、ハリを刺し抜くつもりで大きくしっかりとアワセをいれる。

中低速を基準にして、鋭い突っ込みには巻く手を止めて、竿の弾力とリールのドラグを活かして対応。無理せず、引きが弱まったら巻上げる。

合わせわしっかりと

ハリの掛りどころが悪い場合や、抜き上げられる自信がない場合は、タモ取りしてもらおう。

庄幸丸にて釣行

ここからは実釣の模様をお届けしよう。

当日は庄孝丸にて出船。船着場に到着すると、ヤリイカ船の庄司徳勝・若船長が出迎えてくれる。

車から荷物をおろして、駐車スペースへ移動。戻るころにはマダイ船の庄司剛・大船長が現れて、久しぶりにマダイ釣り談議に花を咲かせた。

釣り人は4人。私と同行の井上鉄男さんは左舷に並ぶ。井上さんがトモ、私は胴の間のミヨシ寄りに座った。

「四隅に散ったほうがいいのでは」と思う人はいるが、離れすぎると同じ群れの魚を釣るのが難しくなる。

当日の状況

6時に出船。わずか航程3分で水深40m前後の釣り場に到着。

天候は曇り、風は南西から風速7~8m、波高は1.5m前後で、潮色は澄んだ青緑色。表層は強風で北へ押されているが、底潮は10時ごろの干潮に向けて南へ流れているようだ。

1度旋回するとすぐに流しは決まり、「35mの28mで待ってください」と投入OKの合図。

コマセ釣りはチームワーク、全員でコマセの煙幕作りをおこなう。ビシを下のタナ水深35mに合わせてから4~5秒待つとミチイトは垂直になる。

上へ向けて2m間隔で2回ずつコマセを振り出し、指示ダナの水深28mにビシを留めてから置き竿に。

回収はテンポよく

数分間で2回、小さく揺れる変化があり、回収してみると2本バリのエサが両方ともかじられている。

船長から「入れっぱなしはダメですよ。長くても3分、できればそれ以内に仕掛けを回収してエサをチェックしてください。」のアドバイス。

45cmメジナから

指示ダナが「32mの25m」に変更されたのが3投目。

さらに2回仕掛けを入れ替えたところで竿先がギュンと曲がった。手に持ち、聞き上げてハリ掛りを確認。電動リールのスイッチを中低速にして巻き上げる。

手応えで「大きさは1~2kgかな」と予測。ハリス4号なら簡単に寄せられるサイズなので、リールのスピードをアップ。海面下には群青色と灰色の中間色で、全長45cmほどの魚が見えてくる。

抜き上げたのは、1.5kgほどのメジナ。

「この時期は刺し身で美味しい!」と常連に評判だ。右舷でも0.8kgの同じ魚が釣れる。

良いサイズのメジナ

本命マダイも!

「これもメジナ?」と思っていたら、ハリスの先にピンクに白色のグラデーションの魚体が見えてくる。

「でた、でた!」と船長がタモ取りした本命は0.8kg。この後も、1kg級の本命とメジナがヒット。どちらも下バリに掛かっていて、まさに入れ食いだ。

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