「前に行ったあの川に釣りに行きたいな~」と子供が言い始めたのは9月半ばの正午すぎ。詳しく聞くと、どうやら木曽川にハゼ釣りに行きたいらしい。前日の釣行の疲れもあるし、時間的にも満潮のいい時間帯を過ぎているため、今から向かってもいい釣りはできなさそう。しかし、せっかく子供が釣りをしたいと言っているのだから行かない選択肢はない。
まずはブルーギルから
準備の手を止め「上げて上げて」と言うと「何か付いてる~」と小型のブルーギルがヒット。
取りあえず魚は釣れたので移動して正解だ。
すぐに再投入すると、またしてもヒット。そして三度目の正直と言わんばかりにまたまたヒット。
上の子は「ズルい~。私も早く釣りたい~」とスネてしまったので、下の子には待ってもらって上の子のタックルを準備。
しかしウキは動くもののなぜか釣れない。そこでハリを小さめの秋田狐に変更してみる。
すると、ここからは良く掛かるようになった。
ブルーギルがほとんどだが、どんどん釣れるので子供たちも楽しんでいる。
ブルーギル以外にも
「何かグイグイくる~」とトルクのある引きでサオを絞ってくれたのはフナ。在来種が釣れるとなんだかホッとする。
左右に持っていってからヒットするのはクチボソ。いろいろなパターンの魚がいて面白い。
パパより釣り好きな娘たち?
散々釣り続けたが飽きる気配は全くなく、子供たちは楽しげだ。お父さんはミミズを付け、魚を外すのに大忙し。
いい加減私が疲れたので説得して午後5時、どうにか納竿してもらった。
これで子供たちも満足だろうと思いきや、帰り道に「ハゼ釣りにはいつ行くの?」ときたもんだ。
ひょっとしてお父さんより釣り好き?結局、翌日ハゼ釣りに行くはめになったのは言うまでもない。
<週刊つりニュース中部版 APC・松田久史 /TSURINEWS編>