テーマは「埼玉の人気釣り場・ビン沼の攻略法」。酷暑にも関わらず朝夕を中心に連日多くの釣り人が訪れるのが埼玉県さいたま市と富士見市の境を流れるビン沼だ。魚影は確かに濃いが連日のエサ打ちで魚のIQはかなり高い。高活性ならまだしも、多少でも鈍ると途端にエサの追いが悪くなる。それをどう攻略するか。第3回は準備編。おもに竿の長さとエサ使いについて考えてみよう。
エサについて
エサは両ダンゴスタートでOKですか?
「そうですね。
朝イチから始めるのであれば両ダンゴでいいでしょう。
ですが、食い渋り時間帯からならセットがいいでしょうね」
セットとは?
食い渋る時間帯とは?
となると朝から夕方までめいいっぱい釣りをするなら、両ダンゴ→トロ巻きセット→両ダンゴのパターンが面白そうですね?
ただし実釣時は酷暑だったので、今とはだいぶ気温・水温が異なります。
ゆえに食い渋り時間帯も変わるでしょうし、トロ巻きセットでは攻略しきれないこともあるかもしれません。」
ではウドンセットも準備しておくと?
地元の常連のように活性が高い時間帯だけ竿を出して、食い渋ったら納竿するようなパターンができればいいのですが、遠方から来た人には難しい。
来たからには、終日アタリを出したい。であればエサ使いの種類は多いほど対応幅が広がりますから。」
ではエサの準備としては両ダンゴ、トロ巻きセットのバラケと食わせ、それにウドンセットのバラケと食わせ。これらを準備しておいたほうがいいということですね?
次回につづく!
<週刊へらニュース 戸張誠/TSURINEWS編>
びん沼