11月20日(日)、山梨県南都留郡にある河口湖へ、今季よりスタートしたワカサギ釣り大会に参戦。過去出場ワカサギ釣り大会では、『山中湖オーナーカップ2回出場中2年連続上位入賞』を果たした筆者が大会参戦した釣行をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)
開始1時間20分で束釣り達成
周囲も渋そうではあるが、私の後部の方々は電動リールが唸っている。良型連発でオマツリもしているようだ。経験者同士でのオマツリだとすればそれなりにサイズ感がなければオマツリはしないだろう。
私は順調にポツポツと拾い、束釣りを早々に達成できた。だが釣れるワカサギのサイズが小さく、重量計測だとするとなかなか難しい面もあるが、そこは列によりサイズ感が違うのだろうと推測していた。
釣果は伸び悩む
10時ごろまでは少し厳しめなのだろう。ポツポツもない時間もあり、その間はフカセたりオモリ重量を落としたりと変化をさせるも釣果に変化はなし。
釣れるワカサギのサイズ感も小ぶりなだけに、サシカットは怠らずかつ3袋使い切るペースでエサ交換もフル回転。150尾を超えたところで3時間が経過してそろそろ食いがよくなる頃合いかと期待するも伸び悩む。
周囲が調子よく私は失速気味
魚探に映るサカナもなかなか厳しいが11時15分2束超えとなり、状況的には確実に入賞圏内だろうとほくそ笑むが、ペースが失速していく。後方の釣り座からは相かわらず電動の音が唸っているのが聞こえて、良型の多点掛けもしている。
仕掛けもロングハリス仕様に変更してエサも3.5袋目に突入するころ終了の時刻が迫ってきていた。
結果は246尾682g
そして私の釣果は残り時間10分で239尾となり、できれば300尾を超えておきたかったがそれは不可能であった。残り数分で数尾追加して246尾でスタッフから終了合図が出て納竿だ。
運命の時間が訪れるが、抽選番号順に選手が呼ばれてザルに移しての重量計測のようだ。数釣果的には最上位クラスであるが、明らかにサイズ感が違うのでこれは難しいだろう。順に名前が呼ばれては計測していき、私も呼ばれて行くと682gでありこれには私もがっくし肩を落とした。
表彰式で無事に呼ばれ上位入賞
そして全員の検量が終了して表彰式となる。上位入賞した選手が名前を呼ばれていくのだが、スタッフからお呼びがかかり私も無事に上位入賞することができた。そして今大会は終わりを迎えたのであった。
大会を終えて
今回の大会参戦しての感想はやはり大会は大会でしか味わえない雰囲気があり、自分の釣りが『釣況や参加選手に対してどこまで通用するか』がはっきり分かると再考できた。3年ぶりに大会参戦したが、競技的な釣りはやはりワカサギ釣りが面白いなと地味に思う。今大会参戦された皆様、お疲れ様でした。日頃のワカサギ力を試す機会にはやはり公平な大会が1番なのは間違いなしだろう。