福井の堤防サビキ釣りでアジ200匹オーバー爆釣 朝の時合いに連発

福井の堤防サビキ釣りでアジ200匹オーバー爆釣 朝の時合いに連発

10月22日、福井県・越前町の大樟漁港へ女性アングラーの恵さんとアジ釣りに行った。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)

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海釣り 堤防釣り

大樟漁港でサビキ釣り

午前7時すぎに漁港に到着すると、大勢の人がサオを出していた。予報通り湾内は波風ともに弱く、のんびり釣りが楽しめるようだ。先客の年配夫婦にあいさつをして、隣でサオを出す準備をする。年配夫婦と雑談すると、昨夜からアジ釣りに来ていたようだ。夜中は良型アジが入れ食いで爆釣したと話してくれた。

恵さんが岸壁下にまきエサを投げると、アジの群れが集まってきた。海は数日前から荒れていたので、漁港内の底がはっきり見えない。恵さんが素早く仕掛けを落とすと、すぐに「きたきた」と弾んだ声が聞こえた。巻き上げるとアジが3匹掛かっていたが、大暴れして2匹が逃げていった。

福井の堤防サビキ釣りでアジ200匹オーバー爆釣 朝の時合いに連発アジ4連(提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)

朝の時合いらしく、中アジ連発でサオが激しくたたかれる。無我夢中で連釣りを楽しむ恵さんに「釣れるときがチャンスだからね」とゲキを飛ばす。アジは上層におり、食欲旺盛で空振りがない。

私はベタ底で良型アジを狙う。サオ先が激しくたたかれたが追い食い狙いで我慢していると、さらに重みが増してきた。こんな反応は楽しくて面白い。中小アジの爆釣りが続いた。

ファミリーで数釣りを楽しめる

やがて上層でコッパグレやフグが頻繁に口を使うようになった。中層でコマセカゴを振るとアイゴやサンバソウ。時間経過とともに中層から底付近へとアジの群れが散らばってきたようだ。

福井の堤防サビキ釣りでアジ200匹オーバー爆釣 朝の時合いに連発アジ5連掛け(提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)

昼ごろになると家族が楽しそうにサオを出し始めた。「パパ釣れた!アジ釣れたよ!」と子供の黄色い弾んだ声が聞こえる。こんなほほ笑ましい光景を見ながら、私たちはもぐもぐタイム。年配夫婦が帰るからと釣り場所を譲ってくれ、奥さんが「夕方になると大型アジが釣れるよ」教えてくれた。恵さんは「夕方まで頑張りますね」とうれしそうに話していた。

しかし、午後からアジの食いが極端に悪くなった。お互い試行錯誤しながら仕掛けを入れるが、やがてまきエサがなくなってしまった。これでは夕方まで続けられない。そんなこんなで、釣り場を海水できれいに洗い流して納竿した。

106匹の爆釣で大満足

最終釣果は、恵さんはアジ106匹と爆釣。さらにサンバソウ、アイゴ、小グレ、フグなど(すべてリリース)六目釣りを達成し大喜び。23cmの良型も交じっていた。私も100匹超でアジの束釣りを達成。大満足して家路についた。

福井の堤防サビキ釣りでアジ200匹オーバー爆釣 朝の時合いに連発23cm良型も交じって二束釣り(提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)

わが家の夕飯は連日アジの南蛮漬けとなったが食べ飽きない(笑)。恵さんは翌日アジフライにして食べたようで、「ホクホクでおいしかった」とうれしい連絡が入った。

福井の堤防サビキ釣りでアジ200匹オーバー爆釣 朝の時合いに連発アジの南蛮漬け(提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)

岸壁から簡単にできるアジ釣りは面白い。そして食べてもおいしい!カップルやファミリー釣行など、老若男女にぜひお勧めしたい。

<週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
大樟漁港
この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年11月11日号に掲載された記事を再編集したものになります。