大阪湾奥のアジングがスタートしている。大きさはアンダー10くらい。まだ豆アジともいえないレベルだが、ここ数年この時期の回遊がなかったことを思えば幸先はよい。水温24℃前後と比較的高いところからの開幕。反応もよかった中潮回りの釣行をレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
サバゲームリスタート
これ以上辛気臭いアジングはやっていられないと、強風の中に立ち上がる。2.5gというアジングでは最重量級のヘッドを出してきて、大きめの点発光ワームで目立たせて、サバゲームをリスタート。これがハマって連発。2.5g、3inch級のワームも丸呑みしてしまう。
さらにこのあと、別の記事で詳述する、「メタルジグヘッド」あるいは「メタルジグ単」という、メタルジグを1本バリにしてトレーラーワームをつけるやり方で、沖のサバを釣っていった。この新しい釣法が面白く、マンネリ化するアジングにヒントを与えてくれた。やりこみと工夫の余地がある。
「アワセ切れ」から学び
今の湾奥でサバとアジを数え分けるのはナンセンスなので、何尾釣れるかがひとまずの目標となる。トータルで15尾と、まずまずの釣果となった。
この日は後の「メタルジグヘッド」の”発明秘話”となりそうな発見もあった。また失敗面でいえば、私はアジングをやっていてはじめてのアワセ切れを経験した。ボトムでサバのアタリに大アワセして、切ってしまったのだ。おそらくリーダーとエステル本線とのノットブレイク。2.5gのヘッド、3inchのヘッド、サバの大きさ、ボトム上の水圧、そのようなシチュエーションにあることが、すべて考えの外にあった。高活性であるほど、頭はクールにして釣らなければならないのだ。
<井上海生/TSURINEWSライター>
大阪湾奥