台風15号が接近する前の9月22日、三重県桑名市の木曽川へと向かった。最近では週末になるたびに雨が降り、河川にも濁りが入っていた。しかし、濁りが入った河川の魚は警戒心がなくなり活性が良かった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・高畑光邦)
木曽川でルアーシーバス釣行
早速ウェーディングして水に浸かり、歩を進めていく。当日は無風で水面も流れがない状況だったが、ルアーをキャストしてゆっくりリトリーブしてくると、ドカンとバイト。
すかさずアワせるとドラグ音が半端なく鳴り響く。この時点で大型魚だと確信する。
82cmランカーシーバス登場
水面にロッドのティップが突き刺さるシーンが何回あっただろうか。ようやく魚体が見えてきた。姿を見て寄ってきたシーバスの大きさに、興奮が止まらない。慎重に寄せ無事にランディングに成功。
計測すると82cmのランカーシーバスだった。
大型魚バラシも
木曽川でランカーはうれしい。その後、何度もバイトがあるが、フックアウトばかり。最後にヒットさせたのは確実に食わせた自信があったにも関わらず、これもフックが外れた。回収してルアーを確認すると、フックが折られていた。とんでもないサイズのシーバスがアタックしてきたのだろう。
後日リベンジ釣行へ
この悔しさもあり9月24日にも再度木曽川へ釣行した。さすがに雨の濁りが強くダメかなと思ったが、せっかくなのでウェーディングしてみることにした。
ゆっくりと深場へ浸かり、ルアーをキャストする。スローで流れに乗せてリトリーブすると、下から突き上げるようなバイト。ロッドは大きく弧を描き、ドラグが鳴ってラインは勢いよく出ていく。なかなか姿を確認できない時間が続くが、水面に銀色の大きな魚体がチラッと見え、なかなか上がってこないのが理解できた。
80cmランカー再び
時間をかけて無事にキャッチ。シーバスでも体高のあるコンディションのいい80cmのランカーシーバスだった。ランカーシーバスとの戦いは興奮するし、ものすごく楽しい。
今年の木曽川はサイズのいいシーバスが入っているようなので、ぜひ秋のシーバスを狙ってみてほしい。
<週刊つりニュース中部版APC・高畑光邦/TSURINEWS編>
桑名市・木曽川