秋は堤防サビキ釣りで大漁釣果が得られやすい季節です。たくさん釣れるとつい夢中になって釣りすぎてしまうことも。そんな時の強い味方が揚げ物レシピです。今回はちょっとアレンジした「のり塩竜田揚げ」レシピを紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉本隼一)
たくさん魚が釣れたら
堤防釣りの定番と言えばサビキ釣りです。釣り方が簡単で魚の回遊に当たれば大漁も狙えるためファミリーにも人気の釣り方として定着しています。ところが、たくさん釣れるとつい夢中になって釣りすぎてしまうことも。大漁は嬉しくてもその後の処理や消費が大変になりがちです。せっかく釣った魚も同じレシピだけでは徐々に飽きてしまいます。そこで活用したいのが既存のレシピに一手間加えたアレンジレシピです。
大量消費可能なアレンジレシピ
今回は、竜田揚げを少しアレンジしたのり塩竜田揚げを紹介します。から揚げや竜田揚げは定番の大漁消費レシピですが、同じ物をたくさん食べるのは大変。そこで、衣に青のりと白ごまを加えてのり塩風味の竜田揚げにしてみました。口に入れた瞬間からふわっと香る青のりとサクサクした衣は子供でも食べやすい美味しさです。
作り方は通常の竜田揚げとほぼかわりませんが、衣に少し材料を追加するだけで全く違う味わいに変化します。使う魚はサビキ釣りの定番ターゲット、豆アジや小サバからもっと大きな魚でも作れます。釣った魚の大量消費に困った際に試してみてはいかがでしょうか。
のり塩竜田揚げの作り方
では、実際の作り方を紹介していきます。まずは材料から。
材料
下処理した魚 (から揚げ用に下処理、大きめの魚は一口大に切る)
★酒2:醤油1:ごま油0.5
★すりおろしショウガ(チューブ) 約5cm分
○片栗粉5:青のり2~3:白ごま1
揚げ油 適量
魚の下処理
・小さな魚:から揚げ用に捌く イワシや10cm以下の魚は頭と尾びれを残したままでOK。10cm以上の魚は半身にすると骨が気になりにくい
・大きめの魚: 3枚におろして腹骨を取り除き、皮付きのまま食べやすい大きさに切る
調理手順
1.★を合わせて魚をボウルや袋で漬け込む(目安15分)
2.別のボウルで○を混ぜ合わせる
3.揚げ油を170~180℃に熱する
4.1の魚を2の衣にまぶして揚げる
5.パチパチした音が落ち着き軽く色が付くまで揚げ、油を切れば完成
調理のコツ
・魚の量が多い場合は漬け込み時間を長くする
・一度に沢山の魚を揚げると油の温度が下がってしまうので何回かに分ける
・揚げている間はなるべく触らない
<杉本隼一/TSURINEWSライター>