【2022年】海の陸っぱり夜釣り入門 魅力と注意点を徹底解説

【2022年】海の陸っぱり夜釣り入門 魅力と注意点を徹底解説

初心者には少しハードルが高いと思われがちな夜の釣り。今回はそんな夜釣りの楽しみ方を指南しよう。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 浅井達志)

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堤防釣り 海釣り

危険な魚に注意

ここで注意したいのが危険な魚たち。夜の定番といえばゴンズイだが、場所によっては大型のエイやウツボなども姿を見せる。毒を持つ棘(とげ)や鋭い歯など、うかつに手を出せばタダでは済まない。

【2022年】海の陸っぱり夜釣り入門 魅力と注意点を徹底解説トゲに毒を持つゴンズイ(提供:週刊つりニュース中部版 浅井達志)

また、危険なのは魚だけに限らない。海水を汲んだ際、ウミケムシやクラゲなどがバケツに入ることもある。知らずに手を入れれば大参事だ。夜間は医療機関の対応も遅れがちになるため、特に慎重に行動したい。

【2022年】海の陸っぱり夜釣り入門 魅力と注意点を徹底解説ウミケムシはお触り厳禁(提供:週刊つりニュース中部版 浅井達志)

日差しもなくポイントも絞りやすく、さらには魚の警戒心も薄いといいこと尽くめの夜釣り。だが、昼間では考えられないような事故が起きるのもまた夜の釣りだ。

【2022年】海の陸っぱり夜釣り入門 魅力と注意点を徹底解説アカエイは尻尾のトゲに注意(提供:週刊つりニュース中部版 浅井達志)

係留用金具に気付かず足を取られることもある。落水して流されれば、常夜灯の光はもう届かない。釣り場に着いたらまずは下見をし、危険個所や落水時のエスケープルートなどは確実に把握しておくことが大切だ。

夏休みとなるこの時期、子供連れで出かける機会も多いだろう。その際は必ずライフジャケットを着用させ、絶対に目を離さないようお願いしたい。

<週刊つりニュース中部版 浅井達志/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年8月19日号に掲載された記事を再編集したものになります。