4月21日、東北宮城県亘理へのマガレイ釣りに行ってまいりました。小型交じりではあるものの、マガレイ、マコガレイ、ソウハチカレイ合わせて30枚の好釣果となった釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター永井英雄)
ハリサイズ調整が奏功
ハリは少しサイズ大きくしました。現在のマガレイの主体となるサイズ、釣り上げたサイズの分布をみても35cm未満が多いため、勧められているハリのサイズは専用ハリ、丸セイゴ及び流線などでは12号と思われます。あまのじゃくな筆者は14号にしました。
矛盾する点もありますが、カレイは、ハリが多少大きくても食ってきます。小型でも、14号にうまく掛かる場合もあり、アタッて掛かるまで時間を要する場合は、やや食い気に乏しい個体は、諦めることにしました。
仕掛けで意識したこと
ハリ数は2~3本。長さは60~80cm。東北では、これでもかというほど派手な飾り物をする仕掛けも目にします。自身が意識するのは、以下3点です。
・ハリスの絡み防止のための蛍光パイプをつける
・枝バリ用の交換を容易にするため自動ハリス止め、もしくは簡易交換用ビーズを使用
・小突きの効果ができやすいように極端に長い仕掛けにしない
なお水中ライトについては、筆者的には効果は未知数と思っています。仕掛け全体の重さ、絡みなど検証ができていないため。「蛍光」類の小道具を使うだけで十分と考えています。
エサについて考察
最後に、エサについて考察しました。
イソメ類
看板にしている対象魚は「マガレイ」なので、イソメ類の方が食いは良好。長いイソメを三つに切って、房掛け×2にして、ボリューム感を出します。これでかなり食ってきます。
イソメが長すぎると、ノリ~掛かりまでの間、エサだけかじられることや、飲まれることが多くなる気がします。今回、ほとんどが口周辺にしっかり掛けられたので、エサが長すぎていないと思えました。
貝類
貝類は、前述のマゴガレイのこともありましたが、今回の実験では往時茨城鹿島でやっていました貝とイソメのハイブリッド。保険ではないですが、貝類でもマコ、イシとも反応、マガレイでも貝+イソメなら随分と食ってきます。そのため、3本バリ仕掛けには、「貝だけ」「貝+イソメ」「イソメだけ」と、変化を持たせました。
今回は、イソメありきへのアタリが多く、おかげさまで「ノリ、モタレ~聞きアワセ~掛ける」 までの動作が奏功してか、前項と重複しますが、大多数がしっかり口辺に掛かり、ハリを飲まれたサカナは2枚/30枚でした。
個人的な感想と意見になりますが、貝類の効果は大型、そしてマコ、イシガレイにと有効と感じ、思いを新たにしました。
<永井英雄/TSURINEWSライター>