水温が上がり出すと水の中も春めいてくる今日このごろ、少し早めだが ムラソイの穴釣りの調査に出かけてみた。基本的には4月半ばからGW辺りが最盛期となる、ムラソイゲーム、水温があまり下がらない近年、いつでも釣れるといった感じがある。今時期の結果は……。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター野中功二)
ゴロタでムラソイゲーム
志津摩海岸は東海岸入り口でもある伊豆稲取の南に位置するゴロタ場。ムラソイ、メバル、アオリイカが狙える。
菖蒲沢は河津から下田に向かい約3~4分のところにある漁港。季節によっていろいろな魚種も狙える。青物、カサゴ、ムラソイ、メバル、アオリイカやアジ、子ムツなど多種多様である。
また、ここは足場もいいが隠れた穴場的なポイントで、磯を先に進むと長根や飛島など有名磯があるポイントだ。菖蒲沢は有料駐車スペース、トイレもあり、自然の鉱石が採掘出来ることでも有名である。
伊豆ではコロナ事情もあり立ち入り禁止の港湾もあるが、ゴロタ場所はなんら問題がない、駐車スペースに気をつけて釣行してもらいたい。
ターゲットは地元でも癒し系といわれるムラソイだ。気温が上がり、水温が上昇するこの時期から浅場に産卵のため接岸しだす。ワームなどにアタックする姿が目視で確認できたり、ワクワクすること必須。
ポイント探し
北東が強くウネリもある外洋面は波気があるなか、中潮ではあるが甥を誘い調査に出かけた。天候は曇りで平日の釣行ということもあり、どこのゴロタも貸切だが、ウネリが大きく波打ち際に立てない状況だ。
シーズン序盤で竿が入っていない状況で、ワーム1落としで1バイトも狙える状況なのだが、当面は波気が邪魔をして場所選びをし、ランガン状態となった。
タックルとルアー
タックルはスピニングリールの簡単なタックルで良いが、ロングロッドよりショートを推奨する。足元の岩の割れ目にワームを落とすのを簡単にするのは短い竿に限る。ポイントが少し遠めの場合は、少し長い竿も武器となる。
今回のタックルは以下。
サオ:ブラックスターソリッドセカンドB53-SワンショットダウンとB65-Sソリッドベイトランサー
リール:ベイトリール
ライン:アーマードF+ロック0.8号
リーダー:フロロカーボンライン4号
ルアー:2.5inchカーリーテール他3inch、グラスミノーS&Mジグヘッドは3.0~5.0gを使用。
当日の作戦
波気が無いところでは3.5号のジグヘッドから使用し、確実に落とし込むことを考えてジグヘッドを選択していく。今回は波が高く最初から5.0gスタートだ。
穴に落とし底まで付け、上下にさせるアクション。カラーは目立つ色だとムラソイがワームを見切る場合がある。そんなときはカラーやシルエットを変更し狙う。クローワームも効果的。ワームのサイズは大きめより、小さめが確実にアタる。
干潮で波打ち際が好ポイントとなる。干潮が14時ということから、干潮時刻より前にポイントに入って現場を確認しておきたかった。最初の場所に向かったが波が大きく釣りにならず、ランガンして時間を使ってしまい、上げ潮のタイミングになってしまった。