冬の夜遊び「ワカサギすくい」のススメ 道具&釣果アップのコツを解説

冬の夜遊び「ワカサギすくい」のススメ 道具&釣果アップのコツを解説

私は真冬の夜遊びにハマっている。そのハマっている夜遊びこそがワカサギすくいである。前回は300匹オーバーの成果を上げることができた。冬の夜遊びの楽しみ方とコツを紹介しよう。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター落合浩大)

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Kouta_Ochiai

釣り、音楽、スケボーを愛するソルトアングラーです。大阪や島根でシーバス、ジギングをやっております。

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成果アップのコツ

成果アップのコツは主に2点。

ライトの光量と当て方

1点目は、ライトの光量と当て方。正直これだけで釣果に雲泥の差が出るのだ。ライトの光量は一番弱い光量に設定。そして、進行方向には照らさないこと。進行方向に照らすと、魚が散ってしまい釣果に大きな差が出てしまう。

冬の夜遊び「ワカサギすくい」のススメ 道具&釣果アップのコツを解説光量に注意(提供:TSURINEWSライター落合浩大)

ライトを照らす方向は、沖合いがベスト。例えば、進行方向右手に湖面がある場合。半身になって進行方向へ進み、ライトは沖合いを照らす。

目が慣れてくると、沖合いに向けて照らしているライトからあふれたわずかな光を頼りに、横目で魚群を探せるようになる。横目で魚群を捉えたら、素早く網を上から被せて、そのまま手前にひきずってくる。多い時は一すくいで20匹前後の成果がある。

魚群がいた場所を覚える

2点目は、魚群がいた場所を覚えておくこと。人的プレッシャーがないときは5分もすれば同じ所へまた集まってくる。特に人が減っていく深夜にかけてがすくいやすい。人的プレッシャーも少なく、ライトを照らされて群れが散ることも少なくなるので、すくいやすい状況になるためだ。

この2点を実践するだけで、格段に釣果は上がると思う。魚はいるけど釣果が出ない場合は上記のことを実践してみては?

楽しみ方と注意点

個人的には釣るよりも楽しいワカサギすくい。ライトの当て方一つで釣果が変わるなど、簡単ではあるが奥も深い。食べても美味しく見た目も綺麗。さらに晴れた日なら上空には満点の星空を眺めることができ、ロケーションも文句無し。最高の真冬の夜遊びを楽しめる。

ただ、近年この遊びも人気が出てきており、人の増加に伴い、ゴミや、大声で話すなどの騒音問題も指摘されている。民家も近くにあるので、特に深夜の時間帯は気をつけて遊びたいものである。

冬の夜遊び「ワカサギすくい」のススメ 道具&釣果アップのコツを解説天ぷらが絶品(提供:TSURINEWSライター落合浩大)

また暗黙のマナーとして、明るくてまぶしいぐらいの光量で湖面一面を照らしている人もいるがそれはNG。せっかく魚群がいるのにライトを警戒し、散ってしまうのでそこは気を使う方が賢明。

当たり前のマナーを守り、少し気を使うだけで、みんなが気持ちよく楽しめるのが理想といえるので、自然界で遊ばせてもらっているという気持ちを忘れずに楽しもう。

冬の夜遊び「ワカサギすくい」のススメ 道具&釣果アップのコツを解説美味しく頂いた(提供:TSURINEWSライター落合浩大)

獲れたワカサギは天ぷら、素揚げ、南蛮漬けで美味しく頂いた。家族全員その味に絶賛していたのはいうまでもない。

<落合浩大/TSURINEWSライター>

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琵琶湖