これからシーズンを迎える桜ダイ。腹太の大型が磯近くの浅場に寄ってくるころだ。そこで今回は「カゴ釣りで狙う方法と、ステップアップ」などを紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)
カゴ釣りの利点と欠点
次にカゴ釣りの利点と欠点について。利点はタックル(釣り具)から仕掛けまでが全て大きく、「老眼鏡が要らない」。そのうえ、狙ったポイントとタナをダイレクトで攻めることができ、掛けた魚のバラシも少ない。
ただし、仕掛けが太いだけに、「小さいアタリが出にくい」ことや、「サオを長時間振り続けると疲れる」などの欠点もある。
ステップアップ解説
最後に基本の釣りで釣れない時にどうするかを紹介する。
やや遠投して深場を探る
以上が攻め方などの基本になるが、釣れない時は遠投して深場を探ってみよう。その際はタナを矢引き(約70cm)ずつ深くていく。意外に効果があり、「遠投深ダナで連打」も珍しくない。
日中はハリスを細く
それでも釣れない時はハリスを細くする。タイミング的には日が高くなるころで、午前8時ごろ。その理由は春のマダイは警戒心が強く、日中は細仕掛けに食いつく傾向があるため。アタリがなくて〝心が折れる〟前に試してみよう。
<松田正記/TSURINEWSライター>