この数年、低調だった東京湾のカワハギが、今シーズン復調。剣崎沖から始まり、竹岡沖でも中型~良型が釣れている。12月下旬、金沢八景の一之瀬丸に阪本智子さんが乗船。同行取材してきた。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS編集部・佐藤理)
活性が徐々にアップ
日が高くなると、体高のある25cm超も上がって船中活気づく。初挑戦の女性陣も次々と型を見ていくなか、阪本さんは仕掛けを軽くキャスト。テンションフォールでエサを見せながら、丁寧に釣り込んでいく。
「カワハギ釣りは1年ぶり」というが、以前はメジャー大会でファイナリストに名を連ねた腕前。トーナメンターの顔をのぞかせると、1尾ずつハリスごと交換。どんな釣りでも言えることだが、なかでもカワハギ釣りはハリ先が命。その手間を惜しんだことで、大事な1尾を取りこぼして敗退…なんてこともある。
カワハギ釣りの魅力
前半、なぜか中小型ばかりだったが、後半徐々にサイズアップ。納竿間際に横走りを見せた〝今日イチ〟を抜き上げ、14時すぎに終了となった。
最後にカワハギ釣りの魅力を聞くと、「まぐれがないから。誘い方だったり、仕掛けやタナ…。その日、その時の状況を読みながら、釣っている感がいい。あと、掛けたあとの引きが楽しい。もちろん食べて美味しいところも」と締めくくった。
<佐藤理/TSURINEWS>