「船釣り」超入門 基本でもありマナーでもある【サミングを徹底解説】

「船釣り」超入門 基本でもありマナーでもある【サミングを徹底解説】

船釣りでの基本中の基本となる「サミング」について解説いたします。「サミング」なんて何をいまさらという釣り人はこの記事を読んでいただく必要はありません。もしも「サミング」って何?とか、聞いたことはあるけどよく分からないというかたはぜひ読んでいただきたいです。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

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宮崎逝之介

メインフィールドはオフショア。魚を求めて各地の海に足を運んでます。 ブログ『信州海釣り班 tsuritabel』管理人。ぜひブログ・インスタものぞいてみてください。

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「サミング」しないときとしたときの差

最後に、サミングのデメリットとメリットを紹介します。

「サミング」しないことによるデメリット

1、ラインが横に流されているため、他の乗船者とオマツリしやすい
2、イトふけが大きく、テンションが掛かっていないため着底が分かりにくく、根掛りもしやすい
3、着底時にイトふけが大きいため、海底から〇〇mという指示ダナが正確にとれない
4、ジギングやタイラバなどではラインにテンションがかかっていないため、フォール中のアタリが分かりにくい

「サミング」をすることによるメリット

1、ラインが横に流されにくいため、他の乗船者とオマツリしにくい
2、イトふけが少なく直線的にラインがでているため、着底が分かりやすく、根掛りしにくい
3、直線的にラインが出ているため、海底から〇〇mという指示ダナが正確に取りやすい
4、ジギングやタイラバなどではフォール中のアタリが分かりやすい

「船釣り」超入門 基本でもありマナーでもある【サミングを徹底解説】タイラバでもサミング(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)

サミングは釣果に直結

いかがですか。「サミング」をしない場合は、基本的にデメリットが多くトラブルが起きやすい状況になります。当然、釣果にも影響しやすいのです。

逆に、「サミング」をすることによるメリットは非常に多いと思いませんか。「サミング」はまったく難しい技術ではなく、ラインに少しのテンションがかかってさえいればいいのです。親指以外でも可能です。

今まで「サミング」をしていない方は、これを機にぜひマナーでもある「サミング」をしていただき、乗船者同士がお互いにトラブルの少ない楽しい船釣りを心掛けてみてください。

<宮崎逝之介/TSURINEWSライター>