ペットのスッポンのエサのエビを調達しに出かけた。思ったより水温があったのでついでにウナギを狙ってみると、極太天然ウナギがヒットしたので、その模様を紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・永井博文)

超大型天然ウナギ手中
仕掛けをぶっ込んだ場所は水門の真ん中よりさらに奥に当たる取水口のすぐ前なので、必死にイトを巻き上げた。堤防まで残り5mほど、近づいてきたのは天然ウナギのニョロニョロ泳ぎと分かり、さらに慎重に最後の取り込み。エビ採取用の目の細かいアミでよっこらしょと。久しぶりの丸々と太ったおなかの真っ黄色な超大型天然ウナギと分かった。

その後、午前6時半にはとてもキレイな朝日を拝むことができた。この時間まで何度も元気の良いエビをハリに付け、少しずつイトを巻き上げて探りを入れたが、泣いても笑っても今日の釣果はこの1匹だけだった。
残念なことは、アケミ貝の殻など釣り師が捨てたのではないかと思われるゴミが残されていたこと。自分で出したゴミは自分で持ち帰ろう。切にお願いしたい。
豪華ウナギ料理に舌鼓
前回の釣行で釣った天然ウナギは、そのまま水槽に入れて生かしてあった。その水槽内のウナギを含めて5匹を週末にかば焼きにしようと家族で話が決まった。天然ウナギを水槽から出してビニール袋に入れるまでが私の仕事。これをしばらく冷凍庫へ放り込んでおくと、冬眠状態と錯覚してかニョロニョロの動きが止まり、まな板上でさばきやすくなる。そう書いたが、調理は全て家内の仕事だ。

2匹のウナギが私の丼に入った。丼の底、真ん中、そして丼のフタ代わりにウナギのかば焼きを乗せた、まさに超ぜいたくな天然ウナギ重丼が完成。ビタミンを含めた抜群な栄養補給となった。

<週刊つりニュース中部版APC・永井博文/TSURINEWS編>
筏川