冬の人気ターゲットフグが東京湾でシーズンイン。今回は関東エリアの「湾フグ」と「カットウ」釣りのタックル&釣り方を解説する。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 編集部)
釣り方
続いて釣り方を解説する。
投入
手でオモリを持ち、振り子の要領で前方へ軽く振り込む。こうすることで、オモリとカットウバリが水平に横一線になり絡みにくくなる。
そのままドボンと船下へ落とし込むと垂直に落ちていくため、オモリの上にカットウバリが乗ってしまい絡みやすくなる。
誘い
着底後、竿を水平に戻しながらイトフケを取り、軽く1回シャクリをいれてから仕掛けを海底にゆっくり戻す。
この魚の生息域は海底近くなので、オモリが底に着くか着かない位置がベストポジションだ。
アタリ
コツコツとはっきりと現れたりすることもあるが、モゾモゾ、フワフワ、または、じわりとモタレのみを感じたりと千差万別。
フグはアオヤギのワタの部分を好んで食べるので、ワタがなくなり、ベロだけが残るとアタリは極端に減る。そうなったら仕掛けを回収し、残ったベロを取り除き、新しいエサに付け替える。
アワセ
竿先にわずかでも変化が生じたら、迷わずに即アワセをいれる。ただし、あまり大げさに竿先をあおらず、30cmほどの幅でキュッと小幅に魚を乗せる感じでシャクろう。
近況
茨城鹿島の不動丸では11月19日、良型主体に5~13尾。外房大原の春日丸やはなぶさ丸も状況が上向けば受け付けを開始する。
東京湾浦安の吉野屋では21日、ヒガンやコモン交じりでトップ24尾と上々。鶴見の新明丸では20日、0~6尾だった。
<週刊つりニュース関東版 編集部 /TSURINEWS編>