今週のヘラブナ推薦釣り場【埼玉県・明善谷沼】

今週のヘラブナ推薦釣り場【埼玉県・明善谷沼】

今週のヘラブナ推薦釣り場は、埼玉県東松山市にある明善谷沼。例年だと新ベラが放流直後から口を使い、束前後の釣果が上がる。今年は11月26日(金)に1回目の放流が予定されている。

(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース山野正義)

TSURINEWS編集部

淡水の釣り ヘラブナ釣り

明善谷沼の概況

紅葉前線が南下し、この時季になると各地から新ベラ放流の便りが届いてくる。まだ一度もハリ掛かりしたことがないフレッシュベラは、ヒットすると小刻みに穂先を揺らし、時には予測外の動きで水中を走り回る。

今週のヘラブナ推薦釣り場【埼玉県・明善谷沼】概況図(作図:週刊へらニュース山野正義)

明善谷沼は、数年前まではどちらかと言うと大型が釣れる釣り場という印象が強かった。春先から秋口にかけて尺以上の大型ベラが釣れるが、逆に水温が低下するとピタリとウキの動きが止まって、型を見られればラッキーといった日が多かった。

その対策として冬場でもウキが動くように、3年前から中小ベラを主体に放流している。そのおかげで放流直後は100枚超の釣果が連日続く。

今週のヘラブナ推薦釣り場【埼玉県・明善谷沼】駐車場(提供:週刊へらニュース山野正義)

だがさすがに新ベラがひととおり口を使うと、極端に釣れなくなる傾向が強かった。エン堤側の深場に魚が溜まってしまうのか、それともどこかに逃げてしまったのか。関係者をヤキモキさせていた。

それが最近になって、放流後の新ベラは対岸の雑木林側のワンドに溜まっていることが分かった。

そこで今年はワンドの入口に仕切り網を設置して、雑木林側に新ベラが移動しないように対策された。そのため今年は放流後も、しばらくは釣れ続くことが予想される。

ポイント

大きく分けてエン堤と固定桟橋からの釣りになる。

エン堤

北側にあるエン堤は、水深が中央付近で2.5m前後あり、どちらかというと夏場のポイント。放流直後の新ベラは期待できないが、水に慣れて深場を回遊するようになると、新ベラも釣れるようになる。

今週のヘラブナ推薦釣り場【埼玉県・明善谷沼】北側にあるエン堤(提供:週刊へらニュース山野正義)

そのためか冬場は入る人が少なく、エサ打ちの量も少ないのでアタリ出しが遅い傾向にある。逆に釣り場が混雑した時や、北風が強い日は狙いめでもある。

固定桟橋

固定桟橋は、エン堤側にある畑前桟橋と駐車場前桟橋の2本。エン堤の左側が釣り座1番で、駐車場前桟橋の右角が33番と、釣り座に順に番号がふられている。

水深は33番で1m強、エン堤に向かうにつれて深くなり、1番で2m強。放流された新ベラは浅場に着く傾向があり、日がたつにつれて深場に移動するパターンが多い。

モジリが出ていれば入るポイントは決めやすいが、その気配がない時は管理人にアドバイスをもらったほうがいいだろう。

釣り方とエサ

明善谷沼の釣り方とエサを紹介しよう。

宙釣り

竿はこれからの季節だと12~15尺がいい。道糸は宙・底ともに0.8~1号、ハリスは0.4~0.5号。

放流直後はメーター前後の両グルテンでも狙えるが、放流から時間がたってひとおとおり口を使った後は、バラケにウドン系を食わせに使用したセット釣りが効果的になる。

セット釣りの場合、タナは80cm前後を目安にするといい。ハリスの長さは上が8cm前後、下は30~50cm。ハリは上バラサ6~7号、下リグル2~4号。

ウキは足長タイプなら全長20cm前後のもので、トップはPCムクを基本にアタリが少ない時はグラスムクトップが効果的。

エサはバラケが粒戦100cc+とろスイミー50cc+サナギパワー100cc+水200ccを5分放置後、セットアップ200ccを絡める。食わせは力玉などのウドン系を使用。感嘆の場合は粉1に対して水1~1.1の割合で作り、人さし指で100~150回ほど練り込んでポンプ出し(よく練り込むことで、ダレが少なくなる)。

底釣り

魚が沖めに着く傾向があるので、竿は15尺以上を使用したい。霜が降りるまでは底釣り用の両ダンゴでも釣れるが、新ベラを狙うのであればバラグルや両グルテンのほうが釣果は安定する。

ハリス長は上30~35cm、下40~45cm。ハリはセッサ4~5号。エサを持たせたい時は、ふところが深いバラサ4~5号がいい。

ウキは全長30~35cmでPCムクトップのものが使いやすい。イメージとしてはグルテンセットで開始して、アタリが出て来たら両グルテンに切り替えて食わせる。逆にアタリが遠くなったら、バラグルに戻す。

エサはグルテンセットの場合、バラケがダンゴの底釣り夏100cc+バラケマッハ100cc+水60~65cc。食わせはアルファ21を100cc+水120~130cc。両グルテンの場合は、へらグルテンLL単品(粉100cc+水100~110cc)でも対応できる。

<週刊へらニュース山野正義/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
明善谷沼
入釣料:¥400(現場徴収)、そのほかに駐車場利用料¥200を駐車場にある缶に入れる。釣り台またはスノコ用意。
問い合わせ:埼玉武蔵漁協TEL0493(67)0175
この記事は『週刊へらニュース版』2021年12月3日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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