10月2日に岡山県・東粟倉の日名倉養魚場を訪れてみた。当日は秋の訪れを感じさせる渓流魚の代名詞「新子アマゴ」をターゲットに楽しんだ釣行をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター森雨魚)
食い渋りタイム突入
順調に生イクラで30匹ほど釣り上げると、太陽光も強まり一気に反応が遠のき始めた。いわゆる「食い渋り」状態となってしまった。このような場合の魚は、エサを食い切れなかったものや一度ハリに触れて違和感を覚えた魚である。
そんな状態になれば、少し釣りポイントを休ませるのが得策。3号オモリを装着して流芯脇のやる気アマゴを狙ってみるのも退屈しのぎ。バイオブドウ虫をハリに丁寧に刺し、ドラグフリーで底波に乗せて流すと、我慢できずにやはり食ってきた。
目印が瞬時に水中に消し込む、食い込みアタリをとらえて、確実に取り込んみ6匹を追加、その後は、カガミになったポイントでナチュラルフォールと縫い刺ししたミミズの動きで誘発し、数匹を追加。家族分には十二分すぎる40匹超の釣果をクリアー。
BBQを楽しむファミリーも
気になる背後の「BBQコーナー&つかみ取りコーナー」では、秋のアウトドアライフを楽しむファミリー3組の楽しそうな話し声も耳に入ってき始めた。時刻を見れば正午前、お腹も空いている。これを機にちょっと早いが大満足釣果と空腹感に負けて納竿とすることにした。
秋晴れとそよ風の中、持参したお弁当を食べて、ほっと一息つき、社長にお礼を言って帰り支度開始。
持ち帰り時は、食塩水と氷を入れたクーラーで鮮度をバッチリでプロテクトした。帰ってからの下処理と調理メニューが悩ましいが、楽しかった新子アマゴ釣りを終えて帰路をたどることとなった。次回の釣行が楽しみだ。
<森雨魚/TSURINEWSライター>