10月3日、早朝に目が覚めたので、サバ狙いで大阪南港にエントリー。今回はちょっと釣って食べてやるつもりで来た。想定外の良型アジもゲットした釣行をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
今回はお腹の中の分析まで
血抜きは釣り場で済ませてきたので、アジ含め持ち帰った5尾を簡単にさばいていく。
アジの胃袋は黒い点々のようなものが入っていたので、おそらくプランクトンパターンだろう。金色の体色は、居着きのプランクトンパターンのアジの装いだ。しかし、あらためて並べて見ると、ベイトフィッシュパターンのサバよりよく肥えている。
サバのおなかの中もチェックした。ここ最近はずっとカタクチイワシベイトなので、たぶんそうだろうと思って胃袋の中身を見ると、半分消化された小魚が出てくる。確定。
しかし、中サバ程度の胃袋では、この一尾でおなかいっぱいのはず。意地汚く(といっては魚に失礼だが)メタルジグに食ってくるとは……まあ、こうして食いまくり、もっと潮に揉まれて大きくなってくれたら、それは嬉しい。今年は大サバ狙いも楽しみたい。
そして、さばいていく途中、身を触りながら思っていたことだが、もう、脂が乗りに乗っている。塩とみりんをまぶして軽くくさみをとって、冷凍庫に入れ、シャワーを浴びてゆっくりと道具の片付けなどもしたあと、昼からビールと一緒にいただくことにした。
うまい、この一言!
そろそろ夜はアジングか
今回アジが釣れたのは本当に嬉しかった。この秋はまだアジが入りきっていない大阪南港だが、もしかしたら、次の潮回りくらいでアジが接岸するかもしれない。
最近はSLSJばかりしていたが、手に慣れたアジングの繊細な操作を忘れることはない。昼から夕方にかけてジグを投げて、夜な夜なアジングという次の釣りのプランができた。
<井上海生/TSURINEWSライター>