9月8日、兵庫の明石市にある大蔵海岸へ、エギングに出かけた。ナイトのブラインドとデイのサイトの釣りを楽しみ、計11杯のアオリイカを仕留めた釣行をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター森英雄)
早々に新子アオリイカ登場
数秒待ってアタリがないので、再度エギをフォールさせる。今度は2mほど沈めたところからジャーク。表層付近でピタッとエギを止め、ラインに指を添えてアタリに集中する。と、ピンッと張っていたラインのテンションが抜けてフッと緩んだ。ロッドをゆっくり上げて聞いてみると重みを感じる。そのまま軽く手首を返すようにアワセを入れると、クンクンという新子の引きが伝わってきた。
開始早々のヒット、それもしっかりアタリを取っての釣果に思わず笑みがこぼれる。
表層で連発
すぐにエギを投げ返しカウントダウン。ボトム近くから表層まで一気にシャクり上げる。ラインテンションを保ってエギを表層でステイさせアタリに集中していると、短く鋭角的なカツンっという感触。イカパンチのアタリだ。
反射的にアワセを入れる。表層近くで掛かった新子はすぐに海面に浮いてプシュー、プシューと抵抗する。ライトゲーム用ロッドで小気味いい引きを楽しみながら抜き上げた。
エギを投げ返す。カウントダウンの後、シャクり上げてアタリを待つ。
すると言葉では言い表しにくいのだが、何やらモゾモゾという違和感が出る。親イカ狙いの時にもよくあるアタリだ。
ブラインドでアタリを取るような新子狙いのエギングはあまり真面目に(?)やったことがなかったのだが、しっかりアタリが出て中々に楽しい。
夜光エギにもヒット
ここでふと思い立ったのが夜光エギをしっかり蓄光してみること。あまり煌々と光るエギだとアオリイカが却って警戒するのではないかと思い、これまで夜間でも夜光エギを蓄光して使うことはなかった。しかし物は試し。もしかしたらエギの動きでアタリが取れるかもしれない。ヘッドライトで蓄光したエギをチョイ投げする。
ボトムまで沈めてからジャークしてくると、表層近くまで浮いてきたエギが光って見える。そのままラインを張ってステイ。ゆっくりとこちらに近づいて来ていたエギが逆方向、後ろ向きにス~っと動いた。
アワセを入れる。すぐにプシュー、プシューという音が聞こえ、小気味いい引きが伝わってきた。
こうして色々なアタリを楽しみながら、夜明けまでに7杯の新子を釣ることができた。