「キントキダイ」釣りで本命19匹 「特エサ」はまさかの青色アナゴ?

「キントキダイ」釣りで本命19匹 「特エサ」はまさかの青色アナゴ?

8月の下旬に南房乙浜港しまや丸から数釣りが出来、引きが強く釣って良し、食べて良しのキントキダイをレポートする。偶然にも特エサを発見したので今回ご紹介したい。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター前島宣秀)

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前島宣秀

年間釣行80日、北海道から沖縄まで食べたい魚は自分で釣り歩く、ダイワ大好き釣りバカオヤジです。

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チカメキントキ(キントキダイ)

正式名称はチカメキントキ、スズキ系の魚であり、金目鯛の様に目が大きく真っ赤な魚、背びれ、ウロコが非常に硬くとても身がしまっている高級魚である。

「キントキダイ」釣りで本命19匹 「特エサ」はまさかの青色アナゴ?釣り味&食味ともに楽しめる(提供:TSURINEWSライター前島宣秀)

引きは非常強く、数釣りが出来る、そして食べても美味しい魚なので初心者にもオススメの釣りものである。

南房のしまや丸で出船

南房総乙浜港を拠点としている超人気のしまや丸さん、通年を通しての釣り物でもあるキントキダイではいつも満席状態であら、早めの予約をお勧めする。

ぶっきらぼうな船長だが気は優しくたくさん釣らせてくれる島野一男船長、そして女将さんの優子さんは最近アクリル画を始めたとは思えない腕前だ。船宿に飾ってあるので是非とも見ていただきたい。

「キントキダイ」釣りで本命19匹 「特エサ」はまさかの青色アナゴ?しまや丸から出船(提供:TSURINEWSライター前島宣秀)

電話予約順で席座が決められ、船宿の前に立て掛けられた看板に名前が書かれているので、集合時間に行けば良いのも非常に助かる。

集合時間はまだ暗い朝の4時半、準備をして4時50分に乙浜港を出船した。アナウンスで潮が速くなったらどうしょうもないので、初めのうち勝負です。直ぐに投入出来るよう準備して下さいとアナウンス。

キントキダイ釣りタックル&仕掛け

タックルは、サオがメタリアAKAMUTSU、リールはシーボーグ300JにPEライン3号でのライトタックル。

「キントキダイ」釣りで本命19匹 「特エサ」はまさかの青色アナゴ?船宿仕掛け(提供:TSURINEWSライター前島宣秀)

仕掛けがぐちゃぐちゃにならないようにマグネット持参で、通常は3本バリが普通だが、船宿仕掛けを二つ繋げた6本仕掛けでの釣行とした。

エサは船宿提供のイワシだったが、前回からの教訓から今回は金目鯛用に製作したエサの残りを持参した。朝方はサバ、イカの方が食いは良いからと常連さんの教えからである。

35cm級本命が顔見せ

目的地迄に一度立ち寄ってみたがサバばかりで直ぐに直行した。出港して約1時間の白浜沖90m前後のかけ上がりである。潮は思ったほどでもなく単発ではあるが引き味良い35cmクラスが釣れた。

当日は下から6m位が釣りダナのようで、ガクガクとアタリがあれば強くフッキングさせリールを一回転、二回転と追い食いを狙うと追い食い成功。もっと数を付けたかったが巻き上げ途中に外れてしまい、最高でも3点掛けであった。

最終釣果は19匹

10時を過ぎると2kt以上の速潮、サミングしながら注意深く落とすもミヨシから胴中を越えてしまうほどであり、ハリ数を3本に変更した。

最終的には19匹と潮先のトモ側26匹にはおよばなったが、食べる分には十分に釣れ沖上がりとなった。

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