1時間半の投げキス釣りで21cm頭に本命10匹 好ゲストに41cmチヌ

1時間半の投げキス釣りで21cm頭に本命10匹 好ゲストに41cmチヌ

8月25日、兵庫の高砂港へキスを狙って投げ釣りに出かけた。短時間の釣りとなったが、キス10匹にチヌ1匹をキャッチしたので、その模様をお届けする。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松尾幸浩)

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松尾幸浩

1954年兵庫県三木市生まれ。全日本サーフキャスティング連盟兵庫協会神戸投翔会名誉会長。DAIWAフィールドテスター。キス数釣り競技から大物狙い、遠投競技まで投げ釣りのあらゆる志向をこなすオールラウンダー。

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海釣り 投釣り

高砂港で投げキス釣り

強い日差しが容赦なく照りつける真夏の投げ釣りは、体力的にキツい面があるのも確かだ。しかし、キス狙いの中で、チヌやスズキにヒラメ、マゴチなど多彩なゲストがサオを絞り込んでくれるシーズンは他にはない。そこで、キス釣りが好調のホームグラウンドである兵庫県高砂市の高砂港へ8月25日に釣行した。

朝から所用があり、出発が遅れて現地到着が昼前。急いで好ポイントの白灯台先端部へ行く。この暑い中でもルアーマンが多いが、みんな西向きにキャストしているので、狙っている東向きはがら空きで一安心だ。

1時間半の投げキス釣りで21cm頭に本命10匹 好ゲストに41cmチヌ高砂港の釣り場風景(提供:TSURINEWSライター松尾幸浩)

赤灯台南側狙い早々に18cm

今日のタックルは投げザオがプライムキャスター30号―425、リールはサーフベイシア45。キスバリ8号の5本バリ仕掛けにアオイソメを刺してキャスト。東側にある赤灯台の南側をスローでサビく。

今日も暑くなりそうだが、ここは日陰となる灯台があるので楽チンだ。これで釣れれば申し分ないと思っていると、すぐにブルン、ブルルンと心地いいアタリがあり、海面を滑るようにパールピンクに輝く18cmが姿を現した。「キスがいたよー」と思わず口元が緩む。

1時間半の投げキス釣りで21cm頭に本命10匹 好ゲストに41cmチヌ灯台横でサオを出した(提供:TSURINEWSライター松尾幸浩)

強烈なアタリでチヌ41cm

今日は中潮で、これから引き潮が南東方向に走るのでベストタイミング。急いで同ポイントにキャストすると、今度はギューンと一気にサオ先を引っ手繰る強烈なアタリ。しかもドスンと重量感たっぷりに重々しく走るので、キスではないと直感。

ハリスが細いので、ヒヤヒヤしながら慎重に寄せてくると、上がってきたのは真っ黒なチヌだ。ここは大物のアタックも多いので、毎回タモを持参している。なので、こんな時も余裕。今回も一発でランディングして測ると41cmもあった。

1時間半の投げキス釣りで21cm頭に本命10匹 好ゲストに41cmチヌチヌ41cmもキャッチ(提供:TSURINEWSライター松尾幸浩)

投点かえてダブルヒット

それからはチヌが走り回ってキスが散ったのかアタリが止まったので、今度は少し南側へキャスト。すると、またキスのアタリが続き、小型だがダブルでヒット。やはりキスの魚影は非常に濃いようだ。ただ、ポイントは赤灯台との航路筋を飛び超えるので船の往来には十分注意が必要。

それからもキスのアタリは続き、2時過ぎには21cmの良型もヒット。しかし、沖へ走る潮目も近づいて最高のコンディションになったと思ったら家から呼び出しがあり、残念ながら3時前に納竿。後ろ髪を引かれる思いで大波止を後にした。

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